今のAKB48の強みは「ライバルではなく部活動のような支え合う仲間」
ーー2021年は演技の仕事やYouTubeなどの個人活動をこなしている一方、AKB48としての活動も精力的にされていた印象です。
2020年は握手会もライブもできず…思ったような活動が全然できなくて、もどかしい1年だったのに対し、2021年はオンラインでのイベントをやってみたり、劇場公演が再開したりとAKB48としての活動がきちんとできたなと思います。
10年9カ月ぶりAKB48メンバー単独での新曲「根も葉もRumor」を9月にリリースできたことも大きかったですね。個人的には、今までのシングルの中で1番気合いが入りましたし、センターに選んでいただけたこともあって「私がAKB48を引っ張っていくんだ」という気持ちが強くなりましたね。
ーー5月にはAKB48最後の1期生、峯岸みなみさんも卒業されて、大きな変化が続いた1年でもありましたね。
そうですね。峯岸さんの卒業コンサートの次の日に開催されたAKB48の単独コンサートをきっかけに「新しいAKB48として進んでいこう」という気持ちで、1つになった感覚はありました。そういう意味では、気合を入れ直した1年だったかなとも思いますね。
ーー岡田さんが考える、今のAKB48の強みを教えてください。
メンバーの絆と団結力ですね。今のAKB48は、空気感がすごく良いんです。1人1人が一生懸命レッスンに取り組んでいて、会話も多いんですよ。バチバチのライバルというより、部活動みたいに、仲間として同じ方向に向かって一緒に歩んでいこうという雰囲気が強いんです。そういう姿を見て「AKB48、いいじゃん！」って“出戻り”してくれたファンの方も多いみたいで、すごく嬉しいんですよね。ファンの方と一緒にAKB48を盛り上げて行けたら嬉しいなと思います。
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