櫻井孝宏「『働け働け』と思いながら」
トークイベントでは、日本語吹き替えを行ううえで感じたことも明かされ、豊永は「作品の翻訳家さんがいるので、『この言い回しに変えると、原文と意味が変わっちゃいますか?』という提案の仕方は、この現場ならではだったのかな?と思いましたね」と、収録現場での様子を語った。
また、櫻井が「言葉が変わると見ている方の印象も恐らく変わるので、スタッフさんたちとやり取りをしながら収録を進めているんですけれど、主に現場はトキなんですよ。なので、大変そうな豊永君を悠然と座りながら見ているのが楽しかったです(笑)。『働け働け』と思いながら…」と告白すると、豊永も「そんな気持ちで俺の背中を見ていたんですか!? (笑)」と、仲むつまじい様子を見せた。
さらに、自身が演じるキャラクターの魅力を語る場面では、古賀が「リンちゃんはとても明るく活発な子なんですけれど、“親しみやすいお姉さん”みたいなところがありますね。トキさんとはちょっとじゃれていて、手のかかる弟みたいな感じがあって、でも、ヒカルはかわいがっている弟のようなそういう関係性もすてきだなって…」と、自身が演じるリンの魅力とともにトキやヒカルとの仲の良さを感じられるエピソードを披露。
しかし、「お姉さんだもんね、一番ね」(櫻井)、「実際そうですね」(豊永)と呼び掛けると、古賀がなぜかあたふた。豊永が「キャストの話じゃないよ(笑)、実年齢じゃないよ。櫻井さんより古賀さんのが年上なわけないじゃないですか」とフォローすると、古賀も「でも、その若くて…」と櫻井にフォローを入れるという愛らしい一面を見せ、会場を盛り上げた。