毎回大笑いの現場に「本当に最高のメンバーです」
――再集結したチームの雰囲気はいかがですか?
小日向:今までは2時間のスペシャルで、撮影期間が実質10日間くらいのハードなスケジュールで毎回終わっていたんですよね。今やこうやって、もうインしてから2カ月以上経っていますが、毎日のようにみんなと会えるというのが、本当にとても幸せです。
それと、監督たちがすごく手応えを感じていると言ってくださっているので、スペシャルでファンになってくれた視聴者の皆さんには、きっと喜んでいただけるのではないかという思いで、5月6日をわくわくしながら待っています。
メンバーとは、毎回大笑いしながらやっています。本当に最高のメンバーです。おのたけ(小野武彦)さんが演じる満さんの経営する居酒屋にみんなが必ず集まるのですが、それがまるでファミリーのようで、ホームドラマのような時間を過ごせるので、その時間が楽しくて大好きです。
――チームの雰囲気は他のドラマとは違いますか?
小日向:みんなフランクだし、田中美佐子さんと堀内敬子さん女優陣がとっても明るくて、お二人が入ってくると笑いが止まらないんですよね。本っ当に楽しい現場なんです。古川くんがちょっと呆れているんじゃないかなっていうくらい(笑)。
遠藤:ここまでおじさんおばさんがいっぱい出るドラマってないので、おじさんおばさんたちが、ガヤガヤやって、難しいことを喋ったり、ばかなことをやったり、不思議なドラマです(笑)。
――古川さんは、新キャストとしてチームに参加されていかがですか?
古川:最近は、現場で僕が一番先輩になる機会が多かったのですが、(この現場では)気付いたら一番後輩になっていました。先輩の役者さんがたくさんいらっしゃる現場に、僕だけ新しく入るという事で、ものすごく緊張していたのですが、現場の空気感がものすごく良くて、僕のことも温かく迎え入れてくださったので、楽しく真剣に撮影に挑んでいます。
――撮影で苦労したこと、ハプニング、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
遠藤:俺、ゲラなので、この前も小日向さんと古川くんとの3人の花屋のシーンで、俺から笑い始めちゃって止まらなくなっちゃって(笑)。小日向さんにうつって、最後は古川くんにうつって、スタッフさんはもういい加減にしてくれよっていう顔になってるんだけど、止まらないんだよね。これが多々あるので、気を付けなきゃなと思っています(笑)。
――笑い出したきっかけは何だったのでしょうか?
遠藤:何をやっているというわけじゃないんだけど、なにか真面目なことを喋っているときに、小日向さんの顔を見ておかしくなっちゃって(笑)。些細なことで笑い出しちゃうんだよね。
小日向:そんな変な顔をしている記憶はないんだけど、でもやっぱり、ぎりぎりまで余計な話をたくさんして、急に真面目な顔で本番をやると、役者たちってなんていい加減なんだろうって(笑)。それで真面目な顔をしてやってるエンケン(遠藤憲一)の顔とか見ちゃうと、笑っちゃうんだよねもう(笑)。
――古川さん、小野さんはいかがですか?
古川:小日向さんは、僕の家族にすごく興味を持ってくださって、僕の家族構成とかそういう質問をたくさんしてくださります。僕だけ新しいキャストなので、他のキャストさんに「古川くんはこうで、ご家族はこうで」って、毎回説明してくださってます。
小野:(居酒屋について)レギュラー化する前にお借りしていたところは、雰囲気はとても良かったのですが、正直に言って撮影にはちょっと狭すぎたんですね。入れる人数が限られていて、なかなかそこで自主トレをやったりできなかったものですから、今回は居住性が良くなったので、撮影ははかどるわ、自主トレはできるわで、もう言うことないです。幸せでいっぱいです。