山本耕史、地域の有力者・雲海役で“ダイロク”の前に立ちはだかる「雲海に追い詰められている人もいれば、救われている人もいるんです」<競争の番人>
さまざまな人物の思惑が絡み合いながら進む第1話
“ホテル天沢”をはじめとしたウエディング費用のカルテル問題は、雲海(山本)だけではなく、さまざまな人物の思惑が絡み合う。小勝負(坂口)と白熊(杏)らは、“ホテル天沢”社長・雲海、“クラシカルホテル”社長・安藤正夫(勝矢)、“温泉郷 絆”社長・政岡一郎(春海四方)が、ウエディング費用の値段を合わせる密談を行っている現場を突き止めるべく調査を始める。
まず、小勝負と白熊は、“ホテル天沢”に結婚間近のカップルだと称して潜入調査をする。“ホテル天沢”のブライダル部門長・碓井健司(赤ペン瀧川)の案内の元、ウエディングの料金プランを調べる。そこで小勝負は、ホテル長・長澤俊哉(濱津隆之)と碓井が雲海と怪しげに話している現場を目撃する。
そんな中、“クラシカルホテル”社長・安藤が、何者かに路上で刺される事件が発生する。さらに、雲海も刃物を持った男に襲われるなど、一筋縄ではいかない調査に小勝負と白熊は悪戦苦闘する。
さらに、カルテル問題とは別に、“ホテル天沢”が、ホテルに花を納品している花屋に対して、下請けいじめをしているという新たな疑惑が浮上する。小勝負と白熊は、石田正樹(武田航平)と七瀬(野村麻純)が経営する花屋・フラワーショップ石田で話を聞くと、“ホテル天沢”と花屋との驚きの関係が発覚する。