真夢の声が、探している管制官の声と重なって…
夜遅くなり、真っ暗な道を帰る粋を追いかけて真夢がやって来た。「私も行きたい所があるから」と言う彼女に付いていくと、そこは空港の滑走路が見渡せる高台だった。「私は飛行機に乗るより見上げる方が好きなんです」。彼女は幼いころからここで、母親がいつ自分を迎えに来るのか、と飛行機を見上げて待っていたのだった。
何となくいい雰囲気になった二人に強風が吹き付けた。「今の風なら離着陸も全く問題ないです」と言った真夢の声を聞き、既視感に襲われた粋は「俺、前に何度か話したことある?」と尋ね、ナンパと誤解されてしまう。
後日、羽田のオペレーションセンターにいた粋は、流れてきたローカルオペレーションの声が、自分が探している“ひと聞き惚れ”した声の主だと気付く。と同時に、青森の高台で聞いた真夢の声が重なった。
そのとき、見習い管制官のかすみ(玉城ティナ)から電話が。彼女は、粋が探している声の主が自分だとうそをつき、粋の仲間も彼女ではないのでは?と疑っているが、粋だけは「自分で言ってるんだから」と信じていた人物。そして、今ローカル席にいるのは自分ではなく真夢だと告げられて、第2話は終了した。
青森の高台のくだりぐらいから「粋くん、気づいて!」「ほら同じ声!」と、声の本当の主が真夢だとなかなか気付かない粋にやきもきするコメントが並び始め、ラストシーンでは「ついに!」「やっと気づいた」「(気づくまで)長かった…」と、真実に辿り着いた粋を喜ぶコメントが殺到。と共に、新展開を迎えて「かすみピンチ!」「来週まで待てない」「来週どーなるの?」と、次回以降のストーリーが気になる書き込みも増え、Twitterトレンド順位をグイグイ上げ、放送終了タイミングで「#NICEFLIGHT」が1位に。午前1時の集計では、日本、世界共に1位になる快挙をとげた。日本では今回もその後数時間1位をキープ。「#スイスイ粋くんスマイル」も2位になり、熱い盛り上がりを見せていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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