里見浩太朗 コメント
時代劇ファンがお正月にゆっくり楽しんでいただける、そんなものをぜひもう一度やってみたい、やらせていただきたい、そんな思いがずっとありましたから、今回の作品が決まったときは「万歳!」そんな思いでした。
このお話には皆さんあっと驚くと思います。現代劇とチャンバラ映画が一緒になっています。なぜこのタイトルが、時代劇なのに「ホリデイ」と英語のタイトルになっているのか、その意味がきっと分かっていただける内容になっていると思います。
大久保彦左衛門というのは時代劇にはよく出てくる役柄ですが、やらせていただくのは初めてです。古い大先輩たちが何人か演じていらっしゃいますけれども、そういう方たちの大久保彦左衛門がちらちらと頭をよぎりまして、とてもやりにくいという気持ちと、やってやろうという気持ちが毎日交差していました。楽しんでやらせていただきました。
今回、本当に久しぶりに昔仕事を一緒にした方たちが集まってくれまして、それがうれしくてたまらないです。
東映京都撮影所で撮影を行ったのですが、撮影所では、出演する俳優さんたちだけでなく、撮影所の俳優さん達がみんな集まってきてくれて歓迎してくれました。こんなにうれしいことはなかったです。
そして今回、大久保彦左衛門が立ち回りをやるシーンがあるんです。この私の年齢としては、本当に最後と思って精一杯頑張りました。久しぶりの大立ち回り、楽しかったです。ぜひ注目していただけたらうれしいです。
※高嶋政伸の高は「はしご高」が正式表記