訳ありヒロイン・ひかりがかわいすぎる
さらに、忘れてはいけないのは、同ドラマのヒロイン・ひかり(本田翼)の存在。父親を亡くし、元気も気力もなくした星太郎の前に現れたひかりは、かわいくもあり、どこかはかなげだった。
ひかりは、「花火を上げてほしい」と星太郎に依頼する。しかし、星太郎が「どんな花火がいいのか」をひかりに聞くもオーダーは「望月さんにとってのすてきな花火」というなかなか難しいことを突き付けてくる。
敬語とため口を使い分け、グイッと距離感を詰めたり、壁を一瞬で作ったりする姿や年上である星太郎を温かく見守るような表情が、あまりにもかわいすぎて、最初はひかりのことを、「何かあるな…」と疑いの目で見ていたが、疑う心は秒で捨てた。(言葉を借りるのであれば、「かわいいは正義」である)。
ひかりが、今後どのような影響を星太郎や航に与えるか、望月親子がどのような関係性になっていくのかなどを楽しみつつ、冬の夜空に咲くノスタルジックな「花火」を堪能するのはいかがだろうか。
文=くまこでたまこ
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