
堂本光一(KinKi Kids)が1月16日にミュージカル「SHOCK」の制作発表を都内で行い、北山宏光(Kis-My-Ft2)、佐藤勝利(Sexy Zone)、越岡裕貴(ふぉ〜ゆ〜)、松崎祐介(ふぉ〜ゆ〜)、中村麗乃(乃木坂46)、島田歌穂、前田美波里と共に登壇。作品への思いを語った。
堂本光一「信頼できるメンバーが集まってくれたことが心強いです」
「SHOCK」は、2000年11月に堂本光一主演「MILLENIUM SHOCK」(ジャニー喜多川作・構成・演出)でスタートした。当時21歳だった堂本は帝国劇場史上最年少での座長となった。その後、上演回数を積み重ね、総上演回数1931回となり、堂本は国内ミュージカル単独主演記録1位を更新中。
そして今回、4月から5月にかけて東京・帝国劇場で「Endless SHOCK」本編とスピンオフ「Endless SHOCK -Eternal-」の2本同時上演することを発表した。
堂本は「今年も『SHOCK』をやらせていただけることを非常に嬉しく思っております。去年、帝劇で(佐藤)勝利とやって、福岡公演では宏光と一緒にやりました。(前田)美波里さん、(島田)歌穂さん、去年ご一緒した方たちと帝劇に立てることがすごく嬉しく思っています。今回、新たにカンパニーに入っていただく中村麗乃さんともご一緒にやらせていただけることが楽しみです」とあいさつし、「いつもながら、こういう形で突然いろんな発表をして、出演者の皆さんも戸惑うところがあると思いますけど、信頼できるメンバーが集まってくれたことが心強いですし、新しい形で幕が開くのが楽しみです」と世界で類を見ない2作同時上演に向けての気込みを語った。
佐藤勝利「2作同時上演をすんなり受け入れられる自分がいました」
佐藤と北山は、ライバル役をWキャストで務める。佐藤は「去年は光一くんに不安な面を見せてしまったんですけど、『SHOCK』を経て、光一くんに鍛えられたからか、今回の2作同時上演をすんなり受け入れられる自分がいました。今年は殻を破って、自分でも見たことのない佐藤勝利を見せられるように、泥臭く挑んでいきたいと思っています」と去年の経験が自信に繋がったと語った。
北山は「2作同時上演を聞いた時はビックリしました。でも、自分なりのヒロミツを真摯に演じていけたらいいなと思いますし、2022年に演じた“ヒロミツ”という役を越えられるように頑張っていきたいです」と力強く宣言した。
ニューヨーク・ブロードウェイ。繁栄と衰退を繰り返すショービジネスの中心。その中で揉まれながらも常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー、コウイチ(堂本光一)。彼が率いるカンパニーのスタートはオフ・ブロードウェイの劇場だった。小さな劇場だが、コウイチのショーはいつも人気で大盛況だった。カンパニーの誰もがコウイチと共にショーを続けたいと思っていた。
ある日、カンパニーの心を動かす一つの事件が起きる。新聞にコウイチのショーを絶賛する記事が載ったのだ。さらにオーナー(前田美波里/島田歌穂)はコウイチにオン・ブロードウェイからオファーがあったことを告げる。
カンパニーの誰もがショービジネスの頂点に進出できると喜びと期待に胸を膨らませ、コウイチの幼なじみのショウリ/ヒロミツ(佐藤勝利/北山宏光)もあふれんばかりのステージへの夢を描くが、オン・ブロードウェイからのオファーは、次第にコウイチやヒロミツ、オーナーの娘リカ(中村麗乃)らカンパニーに亀裂と混乱を生じさせることとなった。
コウイチはある事件によって肉体と魂を分かつ最悪の状況に陥るが、そんな時でも“Show Must Go On!”と、コウイチはショーへの信念を持ち続け、カンパニーを一つにしていく。

ジャニーズ・エンタテイメント
発売日: 2023/01/18