松重豊「面白くなかったら僕らのせいだなと」“古沢脚本”の魅力を語る<どうする家康>
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第2回「兎と狼」が1月15日が放送された。徳川家臣団の一人で家康(松本)が最も信頼する男・石川数正を演じる松重豊がコメントを寄せた。
石川数正役・松重豊コメント
「古沢さんの脚本か、面白そう」ということで出演を決めました。家臣団がここまでフィーチャーされる家康ものもこれまでそんなに無かったのではと思うんですけど、家臣団一人一人のキャラクターを立たせて、なおかつ会話劇としても非常にクオリティーの高いものにするという、古沢さんならではの面白さが脚本からもにじみ出ています。
これをリアルに面白いものに仕上げていくのは、監督含め力量が問われるなという。面白くなかったら僕らのせいだなと、正直思います。
“松本家康”がどう変化していくかということは共演者としても興味があるし、どのくらいの成長曲線を描くかということでいうと、第1回から第2回に関しては本当に微々たるもの。頼もしいと思ったかどうかは置いておいても、そこの成長を見守っていくからこその家臣だと思っています。
松本家康が今後どういう怪物に変化していくのかを我々家臣団も楽しみにしていますので、視聴者の皆さまもどうぞ、最終回はあっと驚くような化け物になっていると信じて見続けてください。
大河ドラマ「どうする家康」とは…
古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、一人の弱き少年が乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。“孤独なカリスマ”織田信長を岡田准一が、家康が父のように心から尊敬する今川義元を野村萬斎が演じる他、“戦国最強のレジェンド”武田信玄を阿部寛が演じる。
また、豊臣秀吉としてムロツヨシが、三英傑を結ぶ運命の女・お市として北川景子が出演し、山田孝之、杉野遥亮、松山ケンイチ、山田裕貴、大森南朋、松重豊らも出演。語りを寺島しのぶが務める。