濱田岳、森本慎太郎“潤二”と電気ブランを飲みながら言い合うシーンは「すごく楽しかった」<探偵ロマンス>
草刈正雄さんに見とれることも多い
ーー収録に参加されてみて、共演者の皆様の印象、現場の雰囲気はいかがですか?
共演者の皆さんは本当にすてきです。三郎役の草刈正雄さんは今回がはじめましてですが、何をやってもかっこいい! 見とれる瞬間が多々あって、ついついキラキラした目で見てしまいます。それで自然と太郎が三郎にひかれている姿ができあがっていますね。普段はすごく穏やかで優しさがにじみ出ている方なんですけど、本番になると動きが機敏すぎて目で追えないんです。「え、そんなに早かったですっけ?」って(笑)。全ての動きがキマるし、あれだけ画えが締まると、撮っている方たちも楽しいんじゃないかな。
住良木役の尾上菊之助さんとは「カムカム」ぶりの共演。カムカムでは僕、おじいさんだったので今回は普通のテンションで共演できてうれしいです。自分が休みの日でも、住良木さんのシーンを見たくて現場へ行ったりしていました。本当に見たことのない時代劇なんですよね。住良木、美摩子(松本若菜)など赤い部屋に出入りしているアダルトチームには、なんとも言えないなまめかしさや妙な色気が漂っています。
ーー放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
僕は普段あまりモニターを見ないタイプですが、今回は体験したことのないスケール感のアクションシーンがあるのでよくモニターチェックしていて、偽りなく“見たことのない”時代劇をお届けできる手応えを感じています。緻密に練られたアクションと、人間模様のハートの部分の化学反応を楽しみにしていてください。最初は太郎と三郎さんの軸でご覧いただけると思いますけど、ものすごく葛藤して生きている人物が他にもたくさん出ているので、何度も見て、その都度違う楽しさを発見してもらえたら。太郎は隆子さん(石橋静河)にも白井三郎にもひかれているし、お百(世古口凌)という存在にもひかれていて、題名通り「ロマンス」が多い人物。心を奪われてしまう太郎にもご注目ください。シリーズ化もできたらいいなと(笑)。みなさま、応援どうぞよろしくお願いいたします!