櫻井翔が主演を務める土曜ドラマ「大病院占拠」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第4話が2月4日に放送され、番組視聴率が個人視聴率5.0％ コア視聴率4.9％ 世帯視聴率7.8％となり、個人・コア・世帯共に番組最高視聴率を記録した(※ビデオリサーチ調べ)。また、男女10代・20代／女性30代・40代の平均視聴率が1月期放送の民放プライム帯連続ドラマとして1位を記録する(※ビデオリサーチ調べ／2月5日までに放送された回の年代別の平均視聴率)など、捜査官・武蔵(櫻井)と病院を占拠する鬼の武装集団たちによる先の読めない交渉戦に注目が集まっている。(以下、ネタバレが含まれます)
武蔵が鬼たちの仕組んだタイムリミットに追われる
同作は、全編完全オリジナルの“タイムリミット・バトル・サスペンス”。日本が誇る神奈川県内の総合病院「界星堂病院」が、突如、鬼の面をかぶった武装集団「百鬼夜行」によって占拠され、巻き込まれた一人の捜査官・武蔵三郎(櫻井)が人質を救うため犯人に立ち向かっていくストーリー。
武蔵の妻で人質となってしまう心臓外科医の裕子を比嘉愛未が、武蔵と共に武装集団に対峙する神奈川県警本部長・備前武を渡部篤郎が、現場で指揮をとる管理官の和泉さくらをソニンが演じる。
全10話を通して描かれるのは、たった24時間の大占拠事件。鬼たちの目的が分からないままではあるが、徐々に鬼の面を外す者が現れたり、病院内に血が流れたりし始め、スリリングな展開が見られる。
武蔵が裕子に「愛している」
第4話は、物語が急展開を迎えた。鬼たちのリーダーである青鬼が、交渉人である武蔵と妻・裕子(比嘉)の夫婦関係について言及。102万人が視聴する生配信の画面に裕子が連れてこられ、「残念なことにお2人は別居しているそうですね」と青鬼が武蔵を挑発した。
「1年前、オレは人を殺した」とざんげする武蔵は、当時の事件とそれ以降に家族がバラバラになってしまった話を語り、それでも裕子を「愛している」と告白。青鬼は「言葉にすることは大事です。愛する人はいつ目の前から消えるか分かりませんから」と意味深な言葉を残した。
その後も鬼たちは、界星堂病院の“M.Kai”こと、医師・甲斐正美の死の真相に迫った。甲斐は院長・播磨(津田寛治)と度々口論しているのを目撃されていた人物だ。甲斐は石見によって筋弛緩剤を投与され、新横浜プールの駐車場で殺されてしまったが、病院はそれを隠ぺいし、担当医の土佐(笠原秀幸)によって急性心筋梗塞と処理されていたのだ。さらに、播磨にはまだ罪深い事情が残されているという。
