King & Princeでいえば・・・「のび太くんは僕、岸くんがドラえもんかな」
ーードラえもんに登場するキャラクターの中で、自分に似ているなと思う人はいますか。
のび太くんですね。ドラえもんのひみつ道具の使い方とか、なんかちょっとずる賢かったりするところがあるじゃないですか。なんか楽をするためとか、0点のテストを隠すためとか。そういう使い方を僕もしたいなって思うタイプなので、そんな気楽な面は似てるかもしれないです。
ーーメンバーの中で、ドラえもんに登場するキャラクターに似ている人はいますか。
岸くんがドラえもんかな。岸くんは、ドラえもんのひみつ道具みたいにワクワクを与えてくれるんです。いつも「岸くんは今日はどういう感じで笑かしてくれるんだろう」みたいな期待はしていますね(笑)。
ーーのび太たちは永遠の10歳ですが、永瀬さんが10歳のころはどんなお子さんでしたか。
ちょうどそのときは北海道に住んでましたね。小3〜小5までは北海道にいたので、スキーもそのときに始めました。勉強は全く気にしてない子どもで、フットサルを習っていました。学校でクラブに入るとき、フットサルをやってたのでサッカークラブに入りたかったのですが、入りたい人が多すぎてくじ引きでダメで…。
結局パソコンクラブに入ってたり、かなりはまっていたゲームがあって、友達とずっと家でゲームしてたりで、スポーツはやってたけどインドアな部分もある子どもでしたね。
そういえば、子どもの頃はめちゃくちゃ夕飯を食べるのが遅くて、親に怒られてたなぁ〜。ちょうど食べる時間って夜の7時ぐらいで、アニメがやってたんですよ。夕飯を食べながらもアニメを見るのに集中しちゃって1時間ぐらいかかってたから、片付けられないって毎回怒られてましたね。
ドラえもんの映画は、僕にいつも元気をくれていた
ーー初めて声優に挑戦した永瀬さんですが、今後挑戦してみたいことはありますか。
僕、子どもの頃からアニメがめちゃくちゃ好きで、今回ドラえもんで声優に初挑戦させていただいたので、チャンスがあるならばまたアニメの声優をやってみたいです。ソーニャみたいな役だけではなく、ブラックで影のある役だったり、いろいろな役にも挑戦してみたいですね。
ーー永瀬さんが感じているドラえもんの映画の魅力を教えてください。
小学生の頃、体調を崩して学校を休んだときなど、ドラえもんの映画を見て、いつも元気をもらっていました。映画になるとのび太が急に成長したり、ジャイアンがすごい仲間思いだったりとか、そういうギャップを見せてくれるところが好きです。
物語も壮大ですごくファンタジーなところもあるので、見ていてあきないですよね。何歳になっても大事にしないといけないことも伝わってきます。それをちゃんと言葉にして、まっすぐ伝えようとしてくれるから、大人も心が動く作品ばかりだと思います。
この作品もいろいろなメッセージがこめられていて素晴らしい映画になっていますので、僕が演じたソーニャと一緒に感動を味わって楽しんでもらえるとうれしいです。
◆取材・文=綱島深雪
Universal Music
発売日: 2023/03/22