草なぎ剛“鷲津”が権力のとりこに…職務をおろそかにしてまで“鶴巻”排除に熱を入れる<罠の戦争>
後日、由貴(宮澤エマ)が鷲津の留守中に事務所へやって来て、鷲津に頼まれたあるものを置いて帰る。権力を使って記事をつぶされて以来、由貴は鷲津への信頼を失っていたが、ある思いから協力する気になったらしい。しかしそれは、ある人物の差し金だった――。
鶴巻の不正を暴くことに躍起になる鷲津は、次第に代議士としての本来の職務をおろそかにするようになり、貝沼(坂口涼太郎)は愚痴をこぼす。梨恵(小野花梨)や眞人(杉野遥亮)もまた、怪文書の一件で、誰が事務所の内情をもらしたのか疑心暗鬼になっていた。そして可南子(井川遥)も、多忙を理由に家庭を顧みず、人が変わったかのような夫に複雑な思いを抱いていた。
――という物語が描かれる。
公式HPなどで見ることができる動画では、さらなる権力を手にしようと「必ず結果を出して、もっと上に行く」と語る鷲津に対して、鷹野(小澤征悦)が「おまえ、そんなに偉くなりたいのかよ!」と言う場面や、可南子が「どうしちゃったのよ!」とその変貌ぶりを指摘する場面が。そんな可南子に対して、鷲津は「俺の気持ちなんて、分かってたまるかよ!」と声を荒らげる。また、鶴巻も「とらわれてるんじゃないのか、権力という魔物に」と、鷲津に話しかけている。
さらに、由貴だけでなく、梨恵が鷲津に「疑ってますか?私を」と話すなど、これまでの信頼関係が揺らぐような場面が描かれている。
「罠の戦争」第10話は、3月20日(月)夜10:00よりフジテレビ系で放送。