指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVE (イコールラブ)のメンバーであり、アニメ好きの野口衣織が「神セリフ」からアニメの魅力をひもといていく連載企画。第19回では、「ロマンティック・キラー」について語る!※この記事には、作品のネタバレが含まれています。
「ロマンティック・キラー」ってどんなアニメ?
恋愛とは縁遠い日々を送っていた「非ヒロイン属性」の女子高生・星野杏子(CV. 高橋李依)の前に魔法使いリリ(CV.小松未可子)が現れ、杏子が少子化問題対策プロジェクトの被験者として選ばれたことを告げる。その日以降、強制的に恋愛をさせようとするリリの仕業により、杏子の周りでは少女漫画的な展開が次々と起こるようになり…!?絶対に恋愛したくないJK VS 絶対に恋愛させたい魔法使いのラブコメ漫画!
好きと好きが掛け合わさった作品かもしれない!と楽しみでした
この作品は、予告を見た時からすごく面白そうで気になっていたんです。主人公の女の子が、私は絶対に誰とも恋愛しない!恋愛するしかない乙女ゲームみたいな世界はぶち壊す!と言って、最後に「ロマンティック・キラー」っていうタイトルが出た時に「なるほど、ロマンティックのキラーってことか!」と。私は乙女ゲームが好きですし、“おもしれー女”系の作品も好きだったので、好きと好きが掛け合わさった作品かもしれない!これは見なきゃ!と思い、楽しみにしていました。
ある日、主人公の杏子ちゃんの元にリリという魔法使いがやってきて、少子化問題対策プロジェクトの第一号被験者に選ばれたということで、杏子ちゃんの生活が強制的に乙女ゲームの世界にされてしまいます。杏子ちゃんが恋愛一筋になるように、好きだったゲーム・猫ちゃん・チョコという3大欲求を全て封印されてしまうんですけど、逆に杏子ちゃんは恋愛フラグをすべてぶったぎっていく…というお話(笑)。
これが本当に乙女ゲームの世界だったとしたら、どんなイケメンにもなびかない杏子ちゃんってめちゃめちゃ“おもしれー女”ですよね(笑)。最初に「私は恋愛なんてしない」と言った通り、最後まで1ミリもそんな素振りを見せないし、キャラとして全くブレないんですよ。心の中の独り言とかを聞いていても、恋も恋愛もしないっていう道がちゃんと自分の中にあって、そこがよかったです。