松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)、8月20日放送の第32回「小牧長久手の激闘」でついに、家康(松本)を支えるのちの“徳川四天王”の顔ぶれが紹介された。美麗にして勇壮な甲冑姿に、大河ドラマファンから歓声が上がった。(以下、第32回のネタバレがあります)
家康、ついに秀吉と激突!
「どうする家康」は、誰もが知る戦国武将・徳川家康(松本)の人生を新たな視点で描く物語。「リーガル・ハイ」シリーズ(2012年ほか、フジテレビ系)の古沢良太が脚本を務める。
第32回では、家康と秀吉(ムロツヨシ)が小牧長久手の戦いで激突。徳川軍を城から引っ張り出すため於愛(広瀬アリス)らのいる岡崎城を攻めるという秀吉の策を本多正信(松山ケンイチ)が先読みする様子や、戦国大河ドラマのだいご味ともいえるダイナミックな合戦シーンも描かれた。
康政・忠勝・直政、それぞれの活躍ぶり
中でも注目を集めたのが家臣団、それものちに“徳川四天王”と呼ばれることになる顔ぶれの勇壮たる甲冑姿や戦場での活躍ぶり。
岡崎城へ向かう敵の軍勢を叩くための堀の図面を書き上げた榊原康政(杉野遥亮)の知力、戦場で「かすり傷一つ負ったことがない」と自負する本多忠勝(山田裕貴)の勇壮な甲冑姿。忠勝のトレードマークともいえる鹿角脇立の兜を身につけ、あまりの鋭さに蜻蛉(トンボ)さえも切ったという大槍・蜻蛉切にトンボが止まる演出も大河ファンを沸かせた。
そして、美しい赤の鎧をまとった井伊直政(板垣李光人)。甲冑、旗指物を赤で統一した“赤備え”の軍を従え馬上から敵を見据える“井伊の赤鬼”の雄姿は、演じる板垣の美しさも相まって神々しく気高い。一番槍を務めた康政の奮闘もあり、みごと秀吉の策を叩き潰した徳川軍の胸のすくような活躍ぶりが3人の人気俳優によって演じられ、ナレーションでも初めて“徳川四天王”と紹介された。