松村北斗(SixTONES)と西畑大吾(なにわ男子)がW主演を務めるオシドラサタデー「ノッキンオン・ロックドドア」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の第5話が8月26日に放送。倒理(松村)と氷雨(西畑)が事件を企てた者にかけた言葉が優しさにあふれていた。(以下、ネタバレを含みます)
姿を消した女子高校生の謎を追う
同ドラマの原作は、新時代のミステリー作家・青崎有吾氏による同名タイトルのシリーズ小説。韓国や中国でも翻訳本が発売され、WEBTOON版も大好評を博すなど、国内外で注目されている作品だ。
事件のトリック=【HOW】の解明を得意とする不可能専門探偵の御殿場倒理(松村)と、動機や理由=【WHY】を読み解くことを得意とする不可解専門探偵の片無氷雨(西畑)が、探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」の共同経営者として手を取り合い、次々と奇妙な難事件に挑んでいく。
そんな二人を取り巻く人物として、倒理と氷雨の大学時代の同級生であり、警視庁刑事部捜査一課の穿地決(うがちきまり)を石橋静河、倒理と氷雨の探偵事務所でアルバイトをする女子高校生・薬師寺薬子(くすりこ)を畑芽育、倒理・氷雨・決の同級生で犯罪コンサルタントの糸切美影を早乙女太一、大学時代の倒理や氷雨らを犯罪社会学ゼミで指導していた教授・天川考四郎を渡部篤郎が演じる。また、メイン監督を堤幸彦氏が務める。
第5話は、女子高校生・高橋優花(藤野涼子)からの捜索依頼の解決編。倒理と氷雨は、地下通路でこつ然と姿を消したという優花の友人・潮路岬の謎を追った。
倒理と氷雨がたどり着いた真相
岬が行方不明になった所は、防犯カメラがない“ホットスポット=犯罪多発地点”だったことから、都内で発生していた連続拉致誘拐事件との関係が疑われた。だが、倒理と氷雨がたどり着いたのは、優花が実は岬だったという真実だった。
姿を消した地点の状況と、メガネ、サイズの合っていない制服ベストなどからトリックを暴いた倒理。そして、氷雨はなぜ探偵に依頼したのかという動機を見抜いた。警察に捜査されることなく、探偵に探ってもらう。その目的は、自分が人からどう見られているのかを知りたいというものだった。
みんなの輪の中にいても、時折、自分が消えちゃったみたいな気持ちになって怖くてたまらなくなることがあったという岬。いい評価も、悪い評価も、たくさん消えると思っていたが、同級生や教師らが話したのは「普通」という評価だった。
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