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WATWINGスペシャルロングインタビュー メンバーが語る新曲、デビューから今に至る成長、武道館とファンへの思い

2023/12/27 18:00

WATWING
WATWING撮影=友野雄

WEBザテレビジョン公式Xで、取材してほしいニューカマータレントをユーザーから募る新企画「推したい!フレッシュFACE」。今回は、2024年2月8日に自身初となる武道館公演を控えるWATWINGが登場。2019年6月のデビューから今に至る4年半での成長や、12月15日にリリースされたメンバー作詞作曲・振付の新曲「I don’t care」について、そしてWindy (WATWINGのファンネーム)への想いまで、じっくりと話を聞いた。

メンバー作詞作曲・振付の新曲で「誰かの背中を押せたらいいな」


──12月15日にWATWINGの新曲「I don’t care」がリリースされました。この曲は八村さん出演のMBSドラマシャワー「佐原先生と土岐くん」のオープニング主題歌で、作詞作曲も八村さんが手がけています。まず、八村さんが楽曲を手がけられた経緯を教えてください。

八村倫太郎 音楽をやっている以上は、クリエイティブな面でも表現をしたい、だからこそいつかは作詞作曲をしてみたいとずっと思っていて。今回作曲と編曲を手伝ってくださったUTAさんには、ずっと前から「作詞作曲をしてみたいんです」と話をしていたんです。そこから2023年の2月、まだドラマのお話も何もなかったときに、とりあえずUTAさんとセッションをしてみようということになって。その時点でなんとなくの曲の世界観や、自分の表現してみたいものがイメージとしてあったので、それをUTAさんに共有して、曲の形を作りました。デモも6月くらいにはできていて、メンバーもみんな「いいね」と言ってくれていて。で、ドラマのお話をいただいたときにこの曲がハマるということで、主題歌に決まりました。

──初めて作詞作曲された楽曲が、ご自身主演のドラマの主題歌になるなんて。

八村 いや、もうありがたすぎます。「そんな恵まれていることあるのか!?」っていう感じですけど、すごくうれしかったです。

──メンバーの皆さんは、初めて「I don’t care」を聴いたときどう感じましたか?

桑山隆太 疾走感があるし、聞き馴染みも良くて。口ずさみたくなるようなメロディだなと思いました。

古幡亮 純粋に好きな音だったし、好きなメロディだったし、隆太が言うように疾走感もあって、スカッとします。

──振り付けは古幡さんと福澤さんが手がけられたそうですね。

福澤希空 はい。僕は最初に聴いたときに「青春だ!」と思って。この曲を聴いたときの感情を振りにしました。 

古幡 僕は毎回振りを作るときに「今まで見せたことのないWATWINGを見せていきたい」と思っていて。俺が作る振りって、どうしても俺の中からしか生まれないので。もちろんそれはいい意味でもあるんですけど、違った引き出し方をするというのは常に意識しています。だから今回もまたちょっと違ったWATWINGが見られるんじゃないかな。ワクワクしながら振りを考えました。

──改めて「I don’t care」の歌詞に込めた想いを教えてください。

八村 人って出会いも別れもあるじゃないですか。友達だったり家族だったり恋人だったり。そういう人たちとお別れしたあとに、「せいせいした」とかネガティブに捉えるのは好きではないなと思うんです。やっぱりそれまでの期間、好きだったり愛していたからこそ向き合っていたわけですし、向き合ってきた時間は美しい。そこには自信を持っていいんだよということを伝えたいなと思っていました。また、そこがドラマの世界観とも通じて。土岐(八村演じる土岐奏)のセリフでも「好きなもんは好き。それの何がいけないんだ」とありましたけど、世の中が何と言おうと、あんたが好きなんだったらそれでいいじゃんって。だから「気にすんなよ」という意味の「I don't care」というタイトルにしました。その2点が伝わったらうれしいなと思いますし、何よりもこの曲で誰かの背中を押せたらいいなと思っています。

八村倫太郎
八村倫太郎撮影=友野雄


WATWINGのメンバーが憧れる存在は?


──「I don’t care」からもわかるように、WATWINGは楽曲制作や振り付けなど、クリエイティブにメンバーが積極的に参加しています。そんな皆さんにとって、ロールモデルや憧れの存在はどなたでしょうか? それはアーティストを目指したきっかけとは変化していますか?

桑山 僕がダンスを始めるきっかけになったのはBTS。BTSを見てダンスボーカルが好きになって、自分でも目指すようになりました。WATWINGになってからは、いろいろな音楽に触れていて、最近好きなのはKing Gnu。本当にクリエイティビティにあふれていて、曲はもちろん、映像作品も見るし、ファッションも参考にしています。発信の仕方なども、自分たちに取り入れられることはないか?と考えながSNSを見たりもしていますね。

──アーティストというか、カルチャーとして見ているところも?

桑山 そうですね。僕たちはオーディションで集まった6人で、今はまだWATWINGのカルチャーみたいなものはないと感じているんです。だけど、いつかは自分たちでカルチャーも生み出せたらいいなと思って。そういう意味でも参考にしています。

福澤 僕がダンスを始めたきっかけはお兄ちゃん(俳優の福澤侑)。尊敬していましたし、憧れていました。この活動を始めるようになってからは、ダンスだけでなく歌うことにもなって。そこからはアーティストとしてマイケル・ジャクソンを尊敬するようになりました。特にセクシーさとか、見せ方は参考にしています。あとは音楽に対しての熱意もすごいですよね。そこも見習いたいなと思っています。

八村 僕はもともとOne Directionやジャスティン・ビーバーが好きで、憧れていました。でも今は役者業もやらせてもらっているので、音楽だけじゃなく様々な面でクリエイティブを発信している人をすごいなと思うようになって。菅田将暉さんや星野源さんは、そういう意味ですごく尊敬しています。そもそも僕はWATWINGになる前は自分がアーティストになるなんて思ってなかったから……。あ、でも実は昔から曲は作っていたんですよ。

鈴木曉 えっ、そうなの!?

八村 うん。うちはお姉ちゃんがピアノがすごく上手なんですけど、合唱コンクールでお姉ちゃんのクラスはお姉ちゃんが作った曲を歌っていたんです。だから僕もその影響なのか、1曲だけ作ったことがあって。「漆黒のメリークリスマス」という曲なんですけど(笑)。だから昔から曲を作ることに抵抗はなかったのかなと思います。

鈴木 僕はWATWINGのメンバーになる前は、自分が曲を作るなんて思ってもいませんでした。だからあまり音楽に対してアンテナを張っていなかったんですが、自分が曲を作るようになってからはいろいろ聴くようになりました。それまではただ好きなアーティストを聴くという感じだったんですが、今は気になった音楽はいろいろ聴くようになったし、「この右から左に流れているパーカッションは何の音だろう?」とか「この声の明るさいいな」とか気にするようになって。最近好きなのはFurui Rihoさん。歌詞もいいし、メロディもいい意味で違和感があるポイントがあって、すごく尊敬しています。

古幡 僕がこの活動をするきっかけになったのはs**t kingzのNOPPOさんとBIGBANG。WATWINGのオーディションプロジェクトもNOPPOさんが関わっていたところから知りました。常にこの2組は頭の片隅にいて、常に刺激をもらっていますし、ずっと憧れています。でも最近は、身近な人に感化されることが多くて。メンバーもそうですし、スタッフさんもそう。身近な人から影響を受けて、考え方が更新されていっているような気がします。アーティストでいうと、LANYというロサンゼルスのバンドが好きで。音楽ももちろんなのですが、SNSでの見せ方一つ一つにも世界観があってすごく好き。そうやって、憧れているアーティストや、身近な人などから受けた様々な影響を、どう自分色に変えていくかというのは、常に意識しながら活動しています。

高橋颯 僕が影響を受けたのは、玉置浩二さん。高校生のときに、玉置浩二さんの音楽や存在自体にすごく救われて、自分自身もそういう人になりたいと思うようになりました。今だに志しているし、尊敬しています。今、憧れているのはBUMP OF CHICKENさんと米津玄師さんです。WATWINGとして2ndシングル(「BREAK OUT」)を出したあたりくらいのときに「もうちょっと歌の厚みが欲しいな」と思って参考にしたのがBUMP OF CHICKENさんなんです。無垢だけど、芯があるボーカルがすごく好きで、かなり聴き込みました。米津玄師さんは、何だろう……とにかく好きです(笑)。ただ自分がアーティストになってから思ったのは、自分が憧れているようなアーティストも、同じ人間なんだよなということ。自分が将来的にそこにいくんだと思ったら、すごく身近な存在に思えてきて。だとしたら、「憧れの人たちは普段どういう人柄なんだろう?」とか「どういうことに気をつけて生活をしているんだろう?」と考えるようになりましたね。

髙橋颯
髙橋颯撮影=友野雄


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