斎藤工、『海に眠るダイヤモンド』の魅力は端島の“再現度”「妥協を一切せず、実際にその世界を作り上げている点に感動」
斎藤工 コメント
この作品の素晴らしさは、その時の表情や心情まで丁寧に表現されていることだと思います。脚本も非常に繊細で、視聴者である自分が「この言葉は自分に向けられているのでは」と思うような瞬間がいくつもあり、現代を生きる人たちの心に響くようなメッセージが込められていると感じました。
見どころとしては、やはり全編を通して描かれる端島の再現に驚かされました。映像マジックでごまかすこともできたはずですが、妥協を一切せず、実際にその世界を作り上げている点に感動しています。
セットや美術も驚くほどリアルで、制作陣の情熱が感じられます。全力で端島の世界を作り上げてくれた人たちがいてこその作品だと思い、誇らしく思います。