Snow Man、9人の個性で番組の緩急を作るチーム力<それスノ>
向井、佐久間、深澤はテーマから攻めの姿勢
向井はスノーボードスタイル。しかもヘルメット、ゴーグル、マスクという装備で、顔が全く見えないという状態。深澤は思わず「誰?」とツッコミを入れる。向井は“ダサコレ”の認定後、ヘルメットとゴーグルははずしたものの、マスクで顔のほとんどの部分は隠れたままで、佐久間は「忍者いるぞ」と指摘。オチをしっかり作って笑いを取った。
佐久間は白系のパンツ、アウターに、緑のインナー、赤のマフラーというコーディネート。前半は「いいよ」と褒めていたメンバーだったが、途中、コーディネートのテーマが「もつ鍋」と判明。さすがにメンバーも「ムズイ」と苦笑いする結果となった。
深澤は“スーパースター”である自分と人目につかずに過ごすためという理由で、クリスマスデートで沖縄に行くと想定したコーディネート。浮き輪を持ってランウェイに登場し、審査員からは大不評で、Snow Manメンバーからも「ひどいね」「フォローがない」などと見放される。
ただ深澤は「こんなスーパースターと12月25日を過ごせるわけないじゃん」と反論し、さらに番組全体としてコートを使ったファッションが増えると予想して、あえて、現在のスタイルにしたと主張。佐久間から「ダル!」と一蹴された。
渡辺が前回に続いて“ダサコレ王”に
一方、目黒はシンプルなきれい目コーデで登場し、審査員の満場一致で“殿堂入り”に認定される。すると、Snow Manメンバーからは不満が続出。ラウールは「工夫なくねぇか?」と指摘し、渡辺も「俺もシンプルじゃん!」と目黒と大差ないと訴える。
また目黒がクリスマスツリーを意識して、ポイントに緑を使ったことに対して、自身も緑を使った向井と佐久間も反論。しかし、審査員から目黒との違いを強調され、向井は目黒に対して「よく見たらニットに毛玉ついてるかも」悔し紛れの発言をした。
最終的に深澤、ラウール、渡辺、向井、宮舘、佐久間の6人の中から、“ダサコレ王”を一人選定。それぞれ最初のコーディネートに、審査員からの指摘も踏まえたアレンジをしてランウェイに登場する。
見守る“殿堂入り”メンバーは「いいよ!」などと声を掛けて応援するが、結果、前回に続いて渡辺が二冠を手にすることに。渡辺は「本当に意味が分からない」と反論するも、アンミカから「スーツがピチピチ」、冬なのにインナーのTシャツが半袖、さらに当初、半袖ではないとうそをついていたことなどを一気に指摘される。他の審査員からも続々と否定のコメントを浴びた渡辺は「ヤバイな…病院行こう」と消沈。ただ最終的には「すいませんでした」と謝罪した。
Snow Man全員でバランスを取って盛り上げる
今回、“ダサコレ”となったメンバーらは、いい意味での隙を作っていて会場に笑いを起こしていた。普段は「格好いい」ともてはやされることが多いSnow Manが、自分なりに個性を活かし、格好いいだけではない魅力を発揮していて好感が持てた。
一方、“殿堂入り”のメンバーは真っすぐに「格好いい」を求めて、番組としての緩急を成立させていた。特に、自身の趣味であるキャンプをテーマにしたファッションをしつつも、好評を得ていた岩本は、「格好いい」と個性を両立していた。
“ファッション”という正解がはっきりしないジャンルなだけに、判定が全てではなく、辛口の審査員とメンバーのやり取りや、メンバー同士のやり取りが大きな見どころとなる企画。“ダサコレ”でも“殿堂入り”でも、Snow Manメンバーのさまざまなセンスを感じられて、楽しい内容となった。
次回の「それSnow Manにやらせて下さい」は12月20日(金)夜7時より3時間半SPとして放送予定。
MENT RECORDING
発売日: 2024/10/30