2018年上半期、注目のジャニーズ主演×原作モノ映画3選
小玉ユキの原作コミック「坂道のアポロン」が、知念侑李の単独初主演、共演に中川大志、小松菜奈を迎え、三木孝浩監督のメガホンで実写映画化。3月10日(土)に全国公開を迎える。
2017年も人気小説や漫画の実写化作品が大ヒットしたが、2018年はさらに強力な新作がスタンバイ。中でも注目は「坂道のアポロン」含め、俳優としても高い評価を得る実力派ジャニーズたちが主演を務める作品だ。
かつては女性向けの恋愛映画のイメージが強かったジャニーズ主演作品だが、森田剛や生田斗真の“怪演”などもあり、近年はキャラクターの幅も個性も広がっている。
“名優枠”へと昇格しつつある彼らが、面白さは折り紙付きの話題の原作で主演を張るとき、最強のエンターテインメントが誕生すると言っても過言ではない。そんなジャニーズのメンバーが出演する映画、2018年上半期に見逃せない新作を厳選して3作品公開順に紹介する。
錦戸亮主演「羊の木」2月3日(土)公開
山上たつひこ×いがらしみきおのタッグで2014年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した同名傑作コミックを「紙の月」「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が映画化。
主演は、本作が吉田監督作品初参加となる錦戸。演じるのは気のいい市役所職員・月末一で、思いがけず「元殺人犯」たちの受け入れ担当にされ、彼らに翻弄(ほんろう)されていく役どころだ。
松田龍平、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯といった超個性的な「元殺人犯」たちの中で、戸惑い揺れ動く“普通”の人間を見事に体現。吉田監督も「ひたすら受けの芝居が続く難しい役柄なのに1シーンとして同じ表情がない。いつまでも見ていたくなる」と錦戸の演技を絶賛している。
作品に漂う不穏な空気、途切れることのない緊張感、そして想像を超える衝撃と“希望のラスト”。人間の本性をあぶりだす極限のヒューマン・サスペンスと、絶妙なバランスで“普通”の主人公を演じ切った、錦戸の新たな一面にも注目だ。
2月3日(土)全国ロードショー
(C)2018『羊の木』製作委員会 (C)山上たつひこ、いがらしみきお/講談社
http://hitsujinoki-movie.com
「坂道のアポロン」
3月10日(土)全国ロードショー
(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館
http://www.apollon-movie.com
「空飛ぶタイヤ」
2018年6月15日(金)全国ロードショー
(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
http://soratobu-movie.jp
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