小室哲哉【引退会見全文3】「なぜ活動休止ではないのか」ほか記者との質疑応答
【記者】疑惑は否定したので「引退」ではなく「活動休止」などの選択肢はなかったか?
そうですね…。さきほど話をさせていただいた通りで、僕は同じような報道があった方と違いまして、2009年に恐ろしいことをしたなという思いがありまして。僕の場合は償いをしなければいけないという思いが他の方よりは強いのかなと思います。これくらいでいいんじゃないか、自粛や休止をして世の中の状況を聞いていればいいんじゃないかという償い方より、何かいけないことをしたときは自分の中でできる最大限のことをしなくてはいけないという思いが重なってしまっているので、僕の中での最大の結論になってしまったのかなと思います。
【記者】A子さんへの感情は?
後半非常に甘えていたと思いますし、助けていただいたという気もあります。感謝しております。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
【記者】今後夫婦で二人でどういう風に歩んでいきますか?
報告が何よりも先決だということで、こういう場を作っていただいているので、何はともあれこの席ということになってしまっているので。本当に頭の中が混乱しておりまして、どうしていいかわからないです。正直。考えなければいけない、どうやって守っていくなど本当に考えて悩んでいます。
【記者】夫婦間で距離を取ってストレスのない生活を送ることは?
僕は自分が介護者とは言えなくて、はしくれだと思っているんですね。身体的な介護の苦労は本当に計り知れないものだと思っていますので。病院も何のストレスなのか、答えがちゃんとわからないんです。今の現代病と言ってしまえばそれまでなんですが、四方八方、前にも後ろにも動けない状況が続いている。距離を置いたら、この(左耳の)キーンという音が消えるのかなと疑問もありますから、距離を置けばいいのかということも、まだわからないですごめんなさい。
【記者】今回の件、A子さんはなんと?
見守っていると。今日の会見をと。引退のことはもったいないと言っていました。
【記者】KEIKOさんとはLINEだけ?
そうです。
【記者】いつ会うという予定は?
急ぎます。
【記者】引退後はどういう生活を?
同じ答えになってしまいますけど、本当にまだ決断してから短くて、まとまってこうやっていうのでよろしくお願いいたしますと言える状況では全くないです。このような席に座らせてもらうのが最後かなということくらいしかわかってなくて。
この時代、高齢化社会とか会議の問題とか、ストレスとかたまたま全て関わってしまったのかなという気持ちです。病気も含めてですけど。答えが今ない状態です。すみません。
(引退会見全文4に続く)