――前回は高校生役で、今回は社会人役ということで、心掛けた事や変化などはありましたか?
佐藤:高校生役をやった当時は、それこそ何も考えられなかったというか、がむしゃらにやっていましたね。今より拙いかもしれないですけど。当時、高校を卒業した後でしたが、高校生気分でやっていましたね。今回は今回で、全員が大人になっているから、そういう意識はなかったですけど、でもこういう仕事は何をするのかな?とか考えたりはしました。
竹達:役でしか演じられない事だと思うし、私たちも役者なので、ありがたいことに演じることで違う職業も体験できているので、それはずごく楽しかったし。8年前はリアル高校生だったので。
佐藤:あっ、高校生だったのか…。
須藤:私はリアルに16歳とかで、高校生だったからリアルな感じを背伸びせずに出せた部分もあったと思うんですけど。今回は経験できていない事だから多少の背伸びした感じとか、いろいろな物を考えてやらなきゃいけないって、考えがちょっとずつ変わってきたかなと思います。
――未知の社会人は、楽しく演じられましたか?
須藤:楽しかったです。ただ、何が合っているのかも分からない…ある程度の事が知識を入れようと思ったんですけど、まずデスクに座って仕事をするっていう経験がないので、すごく楽しかったです。これが職場か!っていう楽しさもあって。
佐藤:役の要素って、監督が僕たちのことをよく知っているから、やりやすいっていうか、すてきに見えるように作ってくれてるから、そういう苦労は確かになかったね。
――竹達さんは、いかがですか? いろいろな職業はもちろん、人間ではないキャラを演じる機会も多いと思いますが。
竹達:いろいろ演じさせていただく機会は多いですね。今回の役は実際よりは自分より年下の女の子ではあるんですけど、等身大の大人になった女性を演じるというのも、実はあまりなくて。なので、逆に今回、成人した女性を演じさせていただけた機会っていうのが、私の中で新鮮だったなと思いましたね。
あと、高校生の時から声優をやっていて、養成所時代を入れたら中学生の時からになるんですよね。なので、就職したらこういう感じなのかな?とか、実際社会に出て働いて、毎日同じ場所に通い、同じ職場の方と顔を合わせるってこういう感じなんだとか、そういうのを経験できたっていうのも。結構大きかったなと思いますね。
【映画「やっさだるマン」の見どころは、竹達彩奈と須藤茉麻の作業服姿! へと続く。同記事は4月20日(金)朝11時アップ予定】
4月21日(土)シネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー
監督・脚本=大森研一
出演=佐藤永典、須藤茉麻、竹達彩菜、宮川一朗太、野々村俊恵、清水美沙、目黒祐樹ほか
公式サイト=darumans.com
(C)2018「やっさだるマン」製作委員会
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