上戸彩演じる新米刑事・桜木泉の成長を描いてきた「絶対零度」(2010年ほか、フジテレビ系)シリーズ。シーズン1では“未解決事件”を、シーズン2では“潜入捜査”をテーマにしてきた。
第3弾となる今作は、沢村演じる元公安のエリート刑事・井沢を新たな主人公に据えて、彼が率いる“未然犯罪捜査チーム(=ミハン)”の活躍を描く。
AIが主に殺人を犯す可能性の高い危険人物を割り出す“未然犯罪捜査システム(=ミハンシステム)”を使い、“未来”の犯罪を未然に防いでいくという物語だ。
第1話あらすじを紹介!
第1話では、公安のエリート刑事・井沢が、ある事件をきっかけに総務部資料課への異動を命じられる。
資料課のメンバーは、痴漢容疑者に必要以上に暴行して異動となった小田切(本田翼)、入庁以来ずっと資料課にいる人付き合いが苦手な南(柄本時生)、さまざまな部署をたらい回しにされてきた田村(平田満)という警察内のトラブルメーカーばかり。
そんな資料課だが、刑事企画課・特別捜査官の東堂(伊藤淳史)を中心に秘密裏に進められてきた重要プロジェクトを託されていた。
それは、日本国民の個人情報を解析し、過去の犯罪記録と照合することで、AIがこれから起こる重大犯罪、主に殺人を犯す可能性が高い危険人物を割り出す“未然犯罪捜査システム”、通称“ミハンシステム”の実用化プロジェクト。
そんな資料課分室に、特殊捜査班のメンバーだった山内(横山裕)も異動を命じられる。山内はバディを組んでいた桜木(上戸)の失踪事件を独自に追っていたが、捜査に行き詰まり、無力感と警察組織への不信感から上司を殴ってしまったのだ。
“ミハンシステム”が割り出す危険人物は、いつ、どこで、誰を、なぜ殺すのかは分からない。山内が冤罪(えんざい)を生み出す可能性もある“ミハンシステム”に疑念を抱く中、新たな危険人物が割り出される…というストーリー。