「のだめ」脚本家が描く痛快コメディーが再び！＜脚本家で見る夏ドラマ(2)＞
視聴者への配慮は、台本の随所にちりばめられている。14日に放送される第1話のシーンでは…
「『セクハラだパワハラだって言われても困る』というせりふは、原作にはなかったんですが、書いてもらいました。それから、やるかやらないかの2つを掲示されて、さやかが自分で選んで身を投じていくという形にしたのも、ドラマ化する上での工夫です」
そして、もう一つ。意外なことに、伊勢谷の“髪型”にも狙いがあるという。
「宇佐美さん、変な髪型ですよね(笑)。見た目がチャーミングなので、言葉の辛辣さも緩和されているかなと。かっこいいと奇天烈の間を攻めているスタイルなんですよ」
そう楽しげに明かす鈴間Pは、撮影したばかりだという宇佐美の写真を見せてくれた。
第1話のあらすじは？
2018年3月。出版社で男性週刊誌の編集部に勤務するさやか(波瑠)は、現在29歳。3カ月後の30歳の誕生日に結婚式を挙げることになり、晴れて寿退社し、幸せに向けて一直線…のはずだった。
しかし、会社を辞めたその夜、恋人の和也(風間俊介)の浮気が発覚！ なんと婚約破棄されてしまう。結婚準備でかさんだ出費で、さやかは金銭的にも追い込まれる。
恥をしのんで復職のお願いに行った元上司に紹介されたのは、今までとは畑がまったく違う女性向けライフスタイル誌「riz」の編集部。「riz」のカリスマ編集長・宇佐美(伊勢谷友介)は、さやかに「半年以内に結婚すること」と「俺の言う通り婚活して体験談を連載にすること」を再就職の条件として突きつける。
キレ者だが毒舌で自称「日本で恋愛に一番詳しい」宇佐美がさやかに命じたのは、「自分の価値を上げること」。“和也と復縁→結婚”を目指すさやかは、ことあるごとにハイブランドのマーケティング戦略を引き合いに出す宇佐美の指示で、和也からの連絡をとことんスルーすることにする。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
7月14日(土)スタート
毎週土曜夜10:00-10:54
※初回は夜10:00-11:09
日本テレビ系で放送
◆7月スタートの連続ドラマまとめはコチラ◆
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