東山紀之演じる刑事・天樹悠を中心とした個性的な刑事たちが、難事件に挑む姿を描いた「刑事7人」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)。
第4シリーズとなる本作は、過去の迷宮入り事件を扱う刑事資料係に異動となった天樹(東山)らが、“事件を絶対に風化させない”という熱い思いを胸に再捜査を開始。数々の凶悪事件を巡る新たな戦いに身を投じていく。
今回、刑事資料係の新人で天樹の部下・野々村拓海を演じる白洲迅にインタビューを行い、作品への思いや撮影現場でのエピソードなどをたっぷり語ってもらった。
負けず嫌いな部分は共感できます
――第4シリーズからの参加となりますが、オファーを受けたときのお気持ちを聞かせてください。
恐れ多いというか、ちょっとした怖さみたいなものがありましたが、そのプレッシャーを背負ってやらないといけないと思っています。
ですが、実際に現場に入ってみると、キャストやスタッフの皆さんが温かく迎えてくださったので、安心しているところです。
――演じる野々村拓海について教えてください。
台本を読んだ第一印象は、うるさくて、暑苦しい奴だなと(苦笑)。拓海はまだ刑事ではないのですが、拓海のバックボーンが描かれてから「こういう理由で刑事になりたいんだ」ということが分かったので、意外と抱えているものが多くて面白い役だなと思いました。
僕自身はあまり明るいタイプではないのですが、拓海の刑事になりたいという夢に対する熱量や、負けず嫌いな部分は共感できます。
――演じる上で、苦労したことや気を付けていることはありますか?
拓海のようなキャラの役をやらせていただくことが多いのですが、普段の自分だったら絶対に出さないような一面を、どうにかして出すという作業が役作りとして面白いんです。
どれだけ自分とかけ離れた役でも、共通する部分は絶対にあると思うので。
あと、“フレッシュさ”が拓海を演じる上での鍵で、「新しい風を吹かせる」というか、いい意味でかき回していくということが命題でした。
僕の中で「刑事7人」という作品は、クールで格好よさが際立った作品なんです。今回は拓海みたいな若手刑事が登場して、ちょっと笑えるパートもあったりするのですが、拓海の格好よさもちゃんと見せていきたいと思います。