SNSでも盛り上がっている、福子に缶詰をあげ続けていたことについては「缶詰をあげるというのは、関西人のよく使う『アメでも食べ』『みかんでも食べ』みたいな、モノきっかけのコミュニケーション術です。多いんですよ、モノきっかけ!(笑) 何か渡してそこから仲良くなるっていう関西人の特徴が、リアルに描かれています。
その中で、福子さんに恋心が芽生えて、缶詰を3年間もあげ続けるんです! 3年間って長いから普通は断念しますよね! ただその3年間には、恋心はもちろんですが、一生懸命に働いている福子さんを支えてあげなあかんなという気持ちもあったと思うんです。
実直で誠実な野呂が報われるか報われないかは別として、行動に移すことが大事だと伝わるといいなと思います。
自分の恋愛が成就するかしないかに関係なく、恋した相手に幸せになってもらいたい、何とか力になりたいと尽くす、すごくすてきな役なんです」と語った。
そんな野呂が思いを寄せていた福子を演じる安藤については「ヒロインですからずーっと出番があって大変なのに、ほんとにホワ~っとしていてすごい方だなと思いました。
ちょっとピリピリしちゃうようなときでも、安藤さんがいると現場の空気がフニャフニャフニャ~って(笑)。まさに座長ですよね。引っ張っていってくれているなと感じます」とコメント。
そして、「牧役の浜野さん、恵役の橋本さんと一緒のシーンは、めちゃくちゃ楽しいですね。浜野さんは牧さんそのもので、すぐ笑かそうとしてきますし、橋本さんが実は結構ゲラなんですぐ笑うんです(笑)。
でも、浜野さんってお芝居のときにはすごく配慮が細やかで、『これだったら(セリフ)言いにくい?』と確認してくださる一面もあります。お芝居もアドリブっぽく聞こえるけれど、すごくきっちり演じられていますし、よく助けていただいているので、ハマケンさんが現場にいたらホッとします(笑)」と楽しそうに語る。
視聴者へ伝えたい見どころとして「初めて出る“朝ドラ”なので、ぜひ見てほしいです! 特に第1週~4週は、野呂をお見逃しなく(笑)」と語る藤山。
さらに、「ドラマって見ていると『こんなこと現実にはないやろ~』『こんな格好いい人、出てけーへんて!』と思ってしいまいがちなんですけれど(笑)、“朝ドラ”ってそういうのないんですよね。ファミリードラマとして見やすいので、誰もが楽しめると思います。
特に夫婦げんかをされている方や、親子で会話のない方……お薦めです(笑)。『まんぷく』を見ていただいて、団らんの時間をぜひ設けてください。家族でいろいろあっても『まんぷく』を見たら和んできたり、やっぱり自分のやってたことは間違ってなかったと思える……そういうことってあると思うんです。
朝、ちょっと早く起きていただいて、おみそ汁やご飯を用意して、ぱしっとNHKをつけてもらえたら、心が“まんぷく”になるのではないかなと思います」とメッセージを送る。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
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