新垣結衣の「幸せなら手をたたこう」に視聴者が恐怖!?「ドラマ史に残る怖さ」<獣になれない私たち>
プライベートが最悪の状況にあっても、容赦なく舞い込む仕事を前に、晶は童謡「幸せなら手をたたこう」のリズムで鼻歌をし始める。普段から仕事のできる晶だが、それ以上の働きで淡々とこなし、乾いた笑顔を浮かべながら、ただただ延々と鼻歌を奏でる。脳内では「幸せなら手をたたこう(パンパンッ)」と、暗闇の中で手を叩くイメージが再生され、打ち鳴らす手の大きな音で日常をかき消しているかのよう。
この不気味かつ、悲しくむなしい鼻歌のシーンに、多数の視聴者が引き込まれた。
「スタイリッシュなオフィスの絵面で、背景に延々と『幸せなら手をたたこう』の鼻歌が流れる演出、怖かったな。ドラマ史上に残る怖さ」「『幸せなら手をたたこう』頭から離れないーーー」「自分は幸せなんだって思いこもうとする晶さんの姿、辛い」「晶がゾーンに入ってしまった感じ、自分も張り付いた笑顔で淡々と長時間労働していたの思い出して、背筋が凍った」「エヴァの映画で観た『今日の日はさようなら』のような演出、好き。より辛さ増すやつね」と、SNSでは晶の心情を表現した演出への評価が集まった。
第5話のラストには、衝撃のシーンも。京谷に会いたくない晶が道の向こうからやってくる京谷を見て、とっさに恒星とキス! それを見てきびすを返す京谷の姿でエンディングとなった。
次回、11月14日(水)放送は第6話。晶と恒星の路上キスを目撃した呉羽(菊地凛子)と三郎(一ノ瀬ワタル)だったが、呉羽は2人のキスを見ても全く態度が変わらず上機嫌。今からみんなで夫の橘カイジの仕事関係の「パーティーに行こう!」と誘う。一方、朱里にマンションをあげると約束して家を出てきた京谷は、晶に告げられないまま過ごす。