「白い巨塔」岡田准一のライバルに松山ケンイチ! 東教授役は寺尾聰
岡田准一主演で、2019年に5夜連続放送されるドラマスペシャル「白い巨塔」(放送日時未定、テレビ朝日系)に松山ケンイチ、寺尾聰が出演することが分かった。
原作は、これまで幾度となく映像化されてきた山崎豊子の同名長編小説。
腹腔鏡手術のスペシャリストとして医学界に名をはせる、浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎(岡田)を主人公に、目覚ましい進歩を遂げる現代の医学界を描きながら、大病院に渦巻く派閥争いや権力闘争などを通じ、命の尊厳を訴えかける物語だ。
今回追加キャストとして、本作の重要なキャラクター二人の配役が発表された。
松山は財前の同期であり、ライバル医師でもある浪速大学医学部第一内科・准教授の里見脩二役で出演。そして、財前の師であり、浪速大学医学部第一外科・教授の東貞蔵を寺尾が演じる。
教授の座を射止めるため野心を燃やす財前とは対照的に出世には関心がなく、患者を診ることと自身の研究だけに心血を注ぐ里見。
そんな二人の関係を、岡田は「里見と財前は、医師として互いに認め合ってはいるけれど、全く対極にいる二人」と話し、「現場でもあえて距離感を詰めないようにしているんですが、そうした中で松山さんは常に里見としてしっかりと現場に立たれていて、安心感があります。
こちらがガンガン攻めても、揺るぎなく真っすぐな目線で芝居をされる。胸に刺さるお芝居をされる方です」と初共演でありながらも、確かな手応えを感じていることを明かした。
一方、松山は「僕が演じる里見は、医者の良心のようなキャラクター。本作で描かれる大学病院が考えがちな、“医者と患者の上下関係”とは少し抜け出したところから患者を見ている人です」と役どころについて語り、岡田との共演には「里見とは両極端な立場にいる財前を演じる岡田准一さんはとてもパワフルな演技をされる方で、『岡田さんがこう来るなら、僕もこうしよう』というふうに組み立てられていったので、より対比がある二人になっているのではないかと思います」と自信を見せた。
そして、師と仰ぎながらも、やがて対立していくことになる第一外科教授・東を演じる寺尾との共演を、岡田は「東先生と財前は師と弟子であり、親子のようでもあり…。反発しているけれど、どこか甘えている部分もある、という愛憎の探り合いを感じます。寺尾さんとは芝居を通して、たくさん会話させていただきました」と振り返った。
さらに、以下にて岡田・松山・寺尾のコメントをたっぷり紹介する。
「白い巨塔」
2019年、テレビ朝日系にて放送
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