時空を超えるような力が欲しい
――本作は“新働き方改革ドラマ”とうたわれていますが、今後女優以外に挑戦してみたい職業はありますか?
料理家になって、みんなが喜ぶことをやりたいです。料理はそんなに上手ではないんですけど、もともと好きで。自分で料理を振る舞い、みんながそれを食べながらお酒を飲んだり、会話を楽しんだり。いろんな人が集える場所を提供するようなことができたらいいなと思っています。
もう少し年を重ねたら、赤ちょうちんみたいな一品料理店とかやれたら面白そう。カウンター越しに話をしたり、悩みを聞いたり、そんなことができたらいいですね。
――もしアタルのように何か特殊能力を身に付けることができるとしたら、どんな特殊能力を身に付けたいですか?
ご先祖様に会ってみたいので、時空を超えるような力が欲しいです(笑)。自分のルーツではないですけど、祖父母よりもっとさかのぼって昔の人たちに会いに行けたら楽しそう。
いろいろな発見や学びがあるので、上の世代の方にお話をうかがうのが好きなんです。
――本作には「あなたにも絶対いいところがある」というキャッチコピーがありますが、ご自身のいいところや他の人には負けていないと思うところは?
根性ですかね。負けず嫌いなので、基本ド根性でこなしてしまうんです(笑)。何でも楽しむ方で、嫌なことがあってもポジティブに変換することが得意です。基本ストレスを感じないように自分でコントロールしています。
大事にしているのはとりあえず笑顔になるようにして、無理や否定をしないこと。肯定していくことで変わっていく事柄もあるし、うまくいくんですよ。気持ち一つで、物事は変わると思います。
――最後に、作品の見どころを含めてメッセージをお願いします!
見たら「私も明日は頑張ろう」と思える作品だと思います。あと、みんながアタルに問題を解決してもらっているけど、いざ自分の身に置き換えて「私はどうだっけ?」と考えるきっかけになったらうれしいですね。
私は、できるだけ女性が元気な世の中になってほしいなと思っているので、木曜の夜にこのドラマを見て、金曜日に女性が頑張って玄関のドアを開けて、仕事や世の中に出ていける。救われる人が多ければいいなと思います。