TPD、新体制初のライブシリーズ“SLC”を完走! 全力で駆け抜けた6人に喝采<ライブリポ1>
ファイナルの本編が終わる
浜崎の「さ~みんな、まだまだ声出していくぞ~!」の掛け声から、畳み掛けソングの代表格と言ってもいい「SURVIVAL!!」がジャジャーンっと鳴り始める。
ありきたりな言葉をあえて使うと会場のボルテージがグングン上昇し、ヘッドバンキングもいつもより余計に頭を動かしているように見え、浜崎の「限界超えていくぞ~!」の絶叫でわれに返る…間もなく、高速ソングといえばこれ!な、「Jumpin’ Up!」にキラーパス。
橘が「みんなもジャンプしてね♪」というかわいらしいおねだりをしたかと思えば、同じ人物とは思えないほど信じられないスピードでダンスを踊りだす。恐ろしい子!
しかし、そりゃみんなリハ―サルで「足がパンパンになる」わけだわ。浜崎の小気味いいあおり、会場全体でジャンプ、間奏でも歌が終わったアウトロでも一切緩めることをせずに踊りまくるこの曲が20曲目! 普通のグループならアンコール終えるくらいの曲数だぞ…。
あらためて彼女たちに尊敬のまなざしを送っていると、デビュー曲の「BRAND NEW STORY」が流れてくる。
ここまでの激しい流れで浜崎の前髪がやけに大ブレークし、みんなテンションが上がり過ぎていたのか、やや全体的にヤンチャなボーカルになってきたような気がしたが、ここでも高嶋のソロパートでうまく整えられ、いつもの景色に。
いいものは何度見てもいいのだな、とBNSの世界に浸っていると、さらに浸りたくなるチャイム系イントロが流れ、脇の「この曲でラストの曲です。ライブサーキット一緒に駆け抜けてくれて、本当にありがとう!」の“前口上”から、高嶋の歌い出しで、自然に涙も頬を伝って落ちていく。
何もこちらが泣く必要はないのだが、やはり「SHINY LADY」は体中の細胞を活性化させてくれる効果がある。学会に提出したいくらいだ。
もちろん間奏ダンスもキレッキレで、最後の畳み掛けるボーカル、じょにーの「今日は最高の時間をありがとう~!」の絶叫、脇の「この時間を皆さんと過ごせて幸せです!」、高嶋の「みんなありがとう!」まで。
究極のセットリストを完璧に体現し、SLCファイナルの“本編”は完結を迎えた。
取材・文=蒼野星流/取材協力=月山武桜
6月12日(水)発売
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■東京パフォーマンスドール公式サイト
【HP】http://tpd-web.com/
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「DMM VR THEATER presents Future LIVE~複合現実~vol.5 東京パフォーマンスドール 〜ダンスサミットVR〜 」
4月27日(土)夜6:30開場/夜7:00開演
神奈川・DMM VR THEATER
「The 6th Anniversary ダンスサミット」
6月16日(日)昼5:30開場/夜6:00開演
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赤の流星ワンマンライブ「Into The Night 〜憂鬱な夜の夢〜」
4月13日(土)
【#01】昼0:30開場/昼1:00開演
【#02】昼5:30開場/夜6:00開演
東京・渋谷Club Asia
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