綾瀬はるか「自転車節」披露! NHKホールに「四三さ~ん!」を響かせる<いだてん>
綾瀬はるか「四三さ~ん!」
今回大河ドラマの劇伴を担当するにあたって、大河のメインテーマを多く聞いたと語る大友氏。その中でも、大友氏が初めて見た大河ドラマだったという「黄金の日日」(1978年)と、“大河らしい”音楽だと語る「赤穂浪士」(1964年)のメインテーマなどが演奏された。
その後は、1964年の東京オリンピックの記録映画に登場する音楽などを披露。すると、バックスクリーンには「いだてん」後半の主人公で、東京オリンピック開催に奔走した人物である田畑政治(阿部サダヲ)の映像が流れ、観客を大いに盛り上げた。
第2部では、綾瀬、獅童、峯田が壇上の特設ステージで「いだてん」トークを。綾瀬演じる春野スヤは、これまでの放送では、四三に淡い思いを抱きつつも、別の男性と結婚する役どころ。スヤと四三の関係について、綾瀬は「二人は、真っすぐで正直なところがとても似ていると思います」と語る。そして、これからの二人がどうなるのか聞かれ「後に、私は四三さんの妻になる…予定なので、その後に二人がどうなるのか楽しみにしていてください」と予告した。
そして、そんな綾瀬が劇中で歌ったことで話題になった「自転車節」を歌唱することに。
実は、この「自転車節」は実際に当時流行した楽曲だったものの歌詞しか残っておらず、節を作ったのは大友氏だったそう。大友氏は「ハイカラ節にちょっと寄せて作りました」と明かした。
綾瀬は、「あーいたかばってんあーわれんたい」と劇中でおなじみのフレーズを歌いつつ「四三さ~ん! どこにおるとね~?」とアドリブを入れ、キュートな笑顔を見せた。
さらに、綾瀬は1961年に日本で公開された映画「ティファニーで朝食を」の主題歌「ムーン・リバー」で、伸びやかな歌声をNHKホールに響かせた。
歌唱前は「プルプルしちゃう…」と緊張していたようだが、2曲を歌った綾瀬は「自転車節は楽しく歌えました! ムーンリバーは緊張しました。難しかったです。N響さんを見れば見るほど緊張してくるという…。大友さんも入って欲しいという気持ちになりました」とコメントした。