<試写室>「科捜研の女」“マウンティング女子”がマリコに暴言
“科捜研の女”VS“マウンティング女子”
才色兼備という言葉が当てはまるマリコに向かって「あなたはブスね」「私に嫉妬してるの?」などと言い放つ“マウンティング女子”が現れるとは誰が予想しただろうか。
愛する(?)夫を亡くしたのにもかかわらず、落ち込む姿も見せない妻・聡美に、マリコとほぼ同じタイミングで顔を歪めてしまっていた。
過去3回、資産家の高齢男性と結婚し、いずれの夫も不審死を遂げた疑惑の女である聡美に最初は何とも言えない感情を抱いたが、資産家の男性と結婚し幸せを掴む、男性にモテること、愛されることこそが全てと断言してしまう姿に感心してしまっていた。
もちろん後妻業の疑いは掛けられたくはないし、何度も夫が亡くなるなんてシチュエーションはいらないけれども、自分が幸せになるために愛される女性になろうとする女性こそ幸せを勝ち取るという部分には共感できてしまう。“勝ち組”=聡美の方なのではないだろうかといつのまにかマウントを取られていた。
土門刑事(内藤剛志)が寄り添ってくれるシーンやマリコのために聡美に向かって怒ってくれるシーンを見て正直救われた。さらに、渡部秀演じる呂太くんのモグモグタイムに癒されて、「マリコは“マウンティング女子”には負けない、マリコには呂太くんという名の天使がついている」と立ち上がりたくなるのは筆者だけではないだろう。
今回、捜査が進めば進むほど不審死を遂げた男性たちの関係者である女性が次々と現れ、もし自分が男ならばと考えると悲しくて涙が出そうになるシーンが多くある。男も女も金が全てではないはず…。
事件の真相だけではなく、人間ドラマも深く掘り下げている“科捜研の女”マリコVS“マウンティング女子”聡美の結末をぜひ見てほしい。
毎週木曜夜8:00-8:54
テレビ朝日系にて放送
Twitter「科捜研の女(をみる女)」
@kasouken_women
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