「Iターン」で古田新太とW主演のムロツヨシ“20年前の自分に教えてあげたい”
「さまざまな挑戦ができるのが『ドラマ24』の面白さ」
――「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめ、「ドラマ24」枠にはゆかりのあるムロさんですが、この枠の魅力を教えてください。
初めてレギュラー出演したのが「2ndハウス」(2006年)で、「ヨシヒコ」「アオイホノオ」(2014年)と出ていまして、「2ndハウス」のときからそうですけど、今の連続ドラマの中では挑戦的で、新しいことをやろう、新しいことから生まれるものを信じようというところがあるんです。
「ヨシヒコ」のときは特に、こんなの誰が見るんだろうって思ったんですが(笑)、あんなにいろんな方に見ていただいて、こんなに話題になるなんて思わなかった。本当に撮ったもん勝ちだなって(笑)。今、西島(秀俊)さんたちの作品(「きのう何食べた?」)もすごく話題になってますが、「Iターン」はまたそれと全く逆の作風で、古き良き時代のドラマなんです。
僕よりも上の世代の方たちが見たらどこかちょっと懐かしくて、若い人が見たら新しくて引き込まれる感じがする。そういうさまざまな挑戦ができるのが、ドラマ24の面白さだと思います。もうあと2週間ぐらい撮影スケジュールが増えるといいなと思いますけどね(笑)。
取材・文=Rum