「いだてん」でドラマ初出演!“水泳女子”佐々木ありさ『河童軍団の盛り上がりがすごいです』
今も昔も、女子が集まったときの雰囲気は変わりませんね
――小島一枝さんという人物については、どんな印象を受けましたか?
一枝さん自身の資料はとても少なかったんですが、前畑秀子さんと同郷で、一緒に水泳をやってきて、秀子さんに妹のようにかわいがられていたそうです。
かわいがられていたということは、天真らんまんで明るい性格な方だったのかなと思いますし、一方で彼女なりに、秀子さんが近くにいたからこそ、選手として悔しい思いもあったのかなと想像しました。
そういう思いも大切にしたいなと思いましたし、私自身も共感できる部分でした。
――女子選手たちがしゃべってるシーンは、すごくリアルな女子会っぽいですよね。撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
3人(前畑、松澤、小島)の部屋のシーンで“恋バナ”とかをしてるときは、本当に私が中学校の修学旅行に行った時と似てました。今も昔も、女子が集まったときの雰囲気は変わりませんね。
実際のロス五輪のときも、男子水泳選手が20人以上いる中で、女子選手が6人だけだったんですよ。
撮影でも、やっぱり女子6人で仲良くなって。撮影の休憩時間に、よくみんなで一緒にいました。
――撮影の合間にどこかに行ったりしましたか?
NHKの食堂に、みんなでご飯を食べに行ったりとかはよくしてました。あとは、地方ロケで前日入りしたとき、夜ご飯をみんなで食べに行って、「撮影頑張るぞー!」って言い合いました(笑)。
――ロサンゼルスオリンピックの撮影でのエピソードはありますか?
着物を着てパーティーに行くシーンでは、私たち以外が皆さん海外の方で、NHKで撮影しているはずなのに、海外にいるような気分になったことがすごく思い出に残ってます(笑)。
英語をちょっとしゃべってみたんですけど、せりふではなくアドリブだったので、慣れてないぎこちなさとか、海外の方のレディーファーストに驚いたりする感じを意識してました。
すごく新鮮で、楽しかったですね。