――ドラマのようにシェアハウスで暮らすことになったら、生活する上で気にしてしまうことはありますか?
たぶん、集団生活は平気です(笑)。自分と違う人を「面白い」と思えるんです。
シェアハウスに入居したら、まだ自分自身も知らなかった自分の発見もできそうですし、常に“発見”の多い環境に身を置きたいと思っているので、シェアハウスって良いなと思っています。
事務所がOKだったら入居したいくらいです(笑)。
――反対に、シェアハウスで生活する上で自分がしてしまいそうなことはありますか?
友達の悩みを聞いて「立ち止まってても何も変わらないから、解決策見つけようよ」って言ったら、「もう、うざい!」って言われました(笑)。
アツくなりやすいので、シェアハウスで暮らしたら、そこは怒られそうです。
――岡本さんは、考え方に柔軟性があり広い視野をお持ちのようですが、コンプレックスはありますか?
もともとは、頑固で真面目過ぎると言われているタイプだったので、そこに悩みを持っていました。すごく悩んでふさぎ込んでしまって、思い出したくない時期もあります。
役者という仕事が好きなのに、その好きなものからは「好き」って言ってもらえていないような感覚でした。
でも、ふと周りに頼るのではなく、自分が変わって柔軟になっていけばどこにでも飛び込んでいけると気付きました。
それまでは、「自分はこうだから」とか「オンリーワンにならなきゃ」と思っていたので、そこに周りが付いてきてほしいと生意気ながら思っていました(笑)。
なので、考え方を変えられてからは生きるのが楽になりましたね。
――考え方を変えられたのは、何年前くらいですか?
2年前くらいですね。その頃から、人のことを大好きになれました。なるべく、人と深く付き合わずに生きていきたいと思っていたんですけど、ウザいって思われるくらい踏み込んでいけばいいんだと思ったら、交友関係も広くなりました。
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