阿川「過去にいろんなことがたくさんあったので」
――姉妹役で共演されるということで、最初に話を聞いたときの気持ちは?
阿川:私は大笑いしちゃいました。最初に聞いたときは。
檀:姉妹役で私がお姉さんの役。実際には阿川さんの方が少しお姉さんなんですけど、私の方が“お姉さんキャラ”だから、なんの違和感もなかったです。「くぎこ」という名前も気に入っちゃって。
阿川:檀さんは役でウイッグを付けているんですけど、めちゃくちゃ似合っていて、評判いいのよ。
檀:「庄野くぎこ」としても、「檀ふみ」としても今後は仕事を受けていこうかしら。そうすると、ねじこも付いてくるのかしら。やっぱり姉妹だから、ねじこがいないとくぎこじゃないわよね。
――お二人を見ていると、プライベートでの仲の良さがとても伝わってきます。
阿川:今回のドラマで共演するまでは、本当にご無沙汰していたんですよ。それがこんなに頻繁に会うことになるとは思わなくて。いろんなことを思い出しましたよね。
檀:そうね、昔のこととか。私たちは過去いろんなことがたくさんありますから。
阿川:一度、別れた夫婦みたいなものですよ、私たち(笑)。
――今回の共演をきっかけに見えてきたお互いの一面はありますか?
檀:私、阿川さんののんびりした面が見えてくるのかと思っていたけど、やっぱりなかったわね。
阿川:無理してもしょうがないしねえ。
服部宣之プロデューサー:お二人を現場でも見ていても、檀さんがすごくスタスタと歩いていて、阿川さんがその後を追うように歩いていて、なんだかそのバランスも役にぴったり合う感じがしました。
檀:阿川さん、いま腰が悪いだけなんですよ。
阿川:あなた、本当に意地が悪いわよ。
檀:私、いま、「庄野くぎこ」ですから(笑)。