成田凌、主演映画「カツベン!」の撮影現場で憧れの永瀬正敏に質問攻め
竹中直人が成田凌や周防監督の取材の本数にびっくり!
成田と同じく、活弁にチャレンジした黒島は「私は二つの声の演じ分けだったのが本当に大変でした。皆さんすごく練習されているのを見てましたし…本当にすごいなと思いました。でも監督からは活弁ではなく、二人の会話のようにやってほしいと言われて、照れくさかったです」と振り返った。
永瀬は成田との共演について聞かれ「本当に僕は現場で救われました。太陽みたい存在でした」と回答。
成田は「(永瀬のことは)本当に憧れで、ただただ質問攻め。永瀬さんのこといろいろ知りたくて。横をくっついて歩いていました」と言うが、その質問の内容については永瀬は「2人の秘密です、はい」と答えて、場内の笑いを誘った。
続いて、活弁のトレーニングについて聞かれた高良は「一生に一度出会えるか出会えないかの役、みんなにつらかったでしょ?と言われるんですけど、ずっと楽しかったです。もともと映画が好きですが、映画というものが、より好きなものになりました」とアピール。
そして、周防組に欠かせない竹中は、今回の周防組と今までの出演作品について聞かれると「成田君は170? 監督が400?の媒体の取材受けてんだって!? 驚いて歳取っちゃたよ」と、老人のような口調で語る竹中節全開のあいさつに。
続けて「周防組はいつも楽しくて、離れるのが嫌で」と監督への思いを伝えた。
これまでのイメージと違うキャラクターを演じた井上は「ただただ、周防組を楽しませていただきました。モガのファッションを楽しんでほしいと監督からも言われまして。ただこれまで庶民の役が多かったので、ドレスをきれいに見せる役とかなかったですし、勉強になりました」と謙虚にあいさつ。
また、普段あまり演じることのないコミカルなキャラクターを演じたことについて竹野内は「コミカルにやってるつもりはなかった(笑)。念願の周防作品に出られる!と、思って力んでいきましたが、竹中さんや渡辺えりさんなどが伸び伸びしてるように見えて、もっと遊び心を持っていいんだなと、思いました。ただ竹中さんが監督にせりふの確認をした後、本番で全然違うこと言うんです。本当笑いをこらえるのに必死でした。真面目な顔してましたけど」と、撮影中のエピソードを披露した。
公開中
出演=成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、音尾琢真、竹中直人、渡辺えり、井上真央、小日向文世、竹野内豊
監督=周防正行
脚本・監督補=片島章三