鈴木「緩急のあるすてきな撮影現場でした」
――撮影中のエピソードは?
海老名先生役の遠藤さんが、市村正親さんから教わった手品を披露してくれます。“どや顔で手品”って、ちょっと困りますよね(笑)。
「わー、すごいですね!」というくらいの感想なんですけど、実際どんどん腕を上げていまして、成功した時の無邪気な遠藤さんの顔がかわいくて仕方ないです!
新しく入ってこられたレギュラーの方たちとも、ちゃんとコミュニケーションが取れていて、みんな楽しく撮影に臨めていました。大人ということもあってピリピリとした空気は一切なかったです。
「お芝居をする時はする」「現場の緊張感を持つ時はちゃんと持つ」「休憩時間は手品する」などの緩急のあるすてきな撮影現場でした。
――新しいレギュラーキャストの方はいかがですか?
隣に座ることの多い戸塚純貴さんはもちろん、藤森慎吾さん、市村さんともたくさん話はしていますね。清水ミチコさん、ユースケ・サンタマリアさんともすぐに打ち解けることができました。
市村さんからは劇団四季に入った当初のことや、どういう舞台をやったかのお話を聞かせていただきました。
ほかは清水さんにユースケさんが「(清水さんは)東京・八王子から通っている」「膝に水がたまって大丈夫ですか?」とか適当なことばかり言っていましたね。
清水さんは八王子から通ってないですし、膝に水もたまってないんですよ(笑)。僕はそれを聞きながらゲラゲラ笑っていましたね。
――視聴者の方にメッセージをお願いします!
シーズンごとに思うのは、いとも簡単にやっている手術での術式が、スキルアップしていることですね。内田さんの麻酔科医としてのスキルアップが特にすごいです。
麻酔科医の位置でせりふがない時にどういう動きをすることで、画面に映った時に違和感ないようにすることって本当に難しいことだと僕は思っています。
僕や皆さんが、当たり前に見ていることって当たり前じゃないことが多いです。未知子の手術で始まって、博美の「サイナス」で終わるあうんの呼吸、長年のコンビネーションにも再度注目して最後までご覧ください!