“歌って踊る”山崎賢人「福田監督にはいつも新しい世界に導いてもらっている」
成海の趣味に協力的な宏嵩の気持ちも理解できます
宏嵩の幼なじみで、マンガ、ゲーム、BLなどさまざまなジャンルをこよなく愛する隠れ腐女子の成海(高畑)。ヲタク同士という理由で、成海は宏嵩と付き合うことになるが、山崎自身は、成海のようなヲタク女子はどう思うのか。
「成海はとにかく明るいのがいいですよね。それに宏嵩が“好きな人が好きなことをしている顔が好き”と言いますけど、僕もその通りだと思いますし、尊重したいです。だから、成海の趣味に何かと協力的な宏嵩の気持ちも理解できます。多分、僕も好きな人がハマっていることだったら、一度は試しにやってみると思います。ただ、ハマらなくても彼女と一緒にいる時間が楽しかったらOKになるかもしれないですけど」
役者として今回挑んだミュージカル作品にはハマったのだろうか。
「ハマりましたね! 福田さんには、いつも新しい世界に導いてもらっている感じがします。ただ、劇中で僕が歌うシーンには動きがないんですよ。だから、またミュージカル作品に出る機会があったら、朝起きた瞬間から部屋を出る準備をするまで歌い続けるようなシーンも演じてみたいです」
※記事内、山崎賢人の「崎」は正しくはタツサキ
取材・文=あらいかわこうじ
やまざき・けんと=1994年9月7日生まれ、東京都出身。映画「キングダム」(2019年)など主演作多数。4月17日(金)公開の映画「劇場」のほか、Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」(2020年配信)も控えている
映画「ヲタクに恋は難しい」
公開中
脚本・監督:福田雄一
原作:「ヲタクに恋は難しい」著者ふじた(一迅社)
(C)ふじた/一迅社 (C)2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会