遠藤憲一、久々の悪役で玉木宏&高橋一生の宿敵に!「嫌われるように頑張ります」
遠藤憲一コメント全文
――企画を聞いた時の印象を教えてください。
悪役を本格的にやることがしばらくなかったので、頭の中の隅では「もう一回やりたいなあ」と常に思っていました。やっぱり役者ってそうだと思うんですけど、いろいろな役をやってみたいので、企画を聞いた時は「やってみたい!」って思いましたね。
――久しぶりの悪役についてはいかがですか?
コメディーで滑稽な役もいっぱいやってきたので、逆におかしさが怖さになることもあるだろうし、今まで培ったものを出したいですね。でも、初回が終わった時に嫌われまくって、もう悪役しか来なくなっちゃったりして…(苦笑)。
最近は自分でも「ウソだろ!?」って思うくらい小学生が慕ってくれるようになりましたが、まず子供たちがドン引きするだろうなあ(笑)。でも、それが役者の醍醐味(だいごみ)ですからね。
――双子を演じる玉木宏さん高橋一生さんとの共演を含め、撮影に向けて楽しみな点や意気込みをお聞かせください。
玉木さんはほぼ初めてだし、一生くんは「民王」でブレークする姿を見てましたからね。それぞれ今までやってきたものと違うキャラクターを見せてくれると思います。俳優さんとの絡みの中で芝居は変わっていくと思うので楽しみですね。悪役は本当に久々なので、精いっぱい悪に徹して嫌われるように頑張ります!
西郷輝彦コメント全文
――作品・脚本を読んだ際の印象や、西郷さんが考える見どころを教えてください。
「竜の道」原作を拝読し、白川道さんのハードボイルドは心地良い興奮の世界。その原作を現代に置き換えてもなお惹き込まれていく竜一・竜二の生き様に胸が熱くなります。
――ご自身が演じられる曽根村の印象と共に、撮影に向けて楽しみな点や意気込みをお聞かせください。
私にとって現代劇のヤクザは初めての出来事です。政界、財界にも顔が利くフィクサーでもありますが、隠せない裏社会の顔も楽しみたいところです。
現場では私が最長老であることは間違いなく、若い監督や俳優さん方の中で沢山のことを学びたいと思います。
斉藤由貴コメント全文
――作品・脚本を読んだ際の印象や、斉藤さんが考える見どころを教えてください。
幼い兄弟に起きた悲劇の復讐もの、と定義つけてしまうのは早計かとは思いますが、憎しみという感情の持つ強い力が、物語の起爆剤となり、引っ張ってゆく、そんな強いドラマになるのではと思っています。
――ご自身が演じられる芙有子の印象と共に、撮影に向けて楽しみな点や意気込みをお聞かせください。
遠藤憲一さんの妻の役ですが、遠藤さんは、顔は怖いですが心の優しいユーモアに溢(あふ)れた人だと感じますので、夫婦間もそんな、隠れた感情が行間に表れてきたらいいな、と考えています。
細田善彦コメント全文
――作品・脚本を読んだ際の印象や、細田さんが考える見どころを教えてください。
脚本にとても魅了されています。すでに後半話までいただいているのですが、連続ドラマの醍醐味である、次回が気になるという気持ちに毎話させてくれる作品だと思います。
「復讐劇」というと、日常とかけ離れた世界の様に感じる方もいらっしゃると思いますが、登場人物それぞれが持つ信念が、この物語を躍動させていくので、復讐劇から始まるストーリーが身近な人間ドラマに変化していく様がこの作品の持つ魅力なのかもしれません。
――ご自身が演じられる晃の印象と共に、撮影に向けて楽しみな点や意気込みをお聞かせください。
晃の印象は、まさに「実直」な人間。主人公の2人とある種共通する「家族に対する執念」を強く持っている人物だと思います。それが故に生まれる幸せや苦悩を、実直な人間だからこそ力強く、そして繊細に演じられたらと思います。
撮影の楽しみとして、玉木さん、高橋さん、そして、遠藤さんと対峙するシーンがいくつも登場します。先輩方からいただけるエネルギーを存分に味わえたらと思います。