遠藤憲一、久々の悪役で玉木宏&高橋一生の宿敵に!「嫌われるように頑張ります」
西郷輝彦が演じるのは、巨大ヤクザ組織の会長・曽根村始
ただのヤクザの会長とは一線を画し、温情と非情をあわせ持つ曽根村は、あることがきっかけで竜一に興味を持ち始める。「裏社会の顔も楽しみたい」と抱負を語る西郷が表現する曽根村も、源平とは違った怖さを持った人物だ。
腹の底が見えず、竜一にとって敵か味方かわからない曽根村が復讐劇にどう関わってくるのか。
斉藤由貴が演じるのは、遠藤演じる源平の妻・霧島芙有子
運輸業界で成り上がった源平と政略結婚で夫婦となった女性で、傲慢(ごうまん)な源平の言いなりとなっているが、その心の内は誰にも分からない。
源平と芙有子の関係性も、物語が進むにつれ、竜一と竜二の復讐計画の鍵となっていく。
貞淑な妻・芙有子の繊細な感情を、演じる斉藤は、「隠れた感情が行間に表れてきたら」と表現している。
細田善彦が演じるのは源平と芙有子の長男で、キリシマ急便の社員・霧島晃
源平を反面教師にし、社員や家族思いの性格の晃は、強引な経営を進める源平に対して不満を抱えている。
やがて、その正義感を利用しようと竜一と竜二が近づいてくることで、晃も復讐劇に巻き込まれることに。
最近では「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」での刑事役として強烈なインパクトを与えるなど、ドラマ・映画で活躍中の実力派俳優である細田が、正義感と親への裏切りとの間で苦悩する晃をどう演じていくのか。
細田は「先輩方からいただけるエネルギーを存分に味わえたら」と意気込みを語る。