遠藤憲一、久々の悪役で玉木宏&高橋一生の宿敵に!「嫌われるように頑張ります」
遠藤憲一「精いっぱい悪役に徹して嫌われるように頑張ります!」
遠藤が演じるのは、竜一と竜二の復讐相手となる霧島源平。弱肉強食を地でいく強引な手法で、広島の小さな運送会社を全国規模の大企業へと育て上げたワンマン社長だ。
社員や家庭を顧みず、広島弁で話す態度は傲岸不遜。過去、竜一と竜二の育ての両親が営む運送会社に悪質な乗っ取りを行い、両親を自殺に追い込むが、本人は覚えてさえいない。やがて、裏社会の人間となった竜一と、国土交通省の官僚となった竜二による復讐の標的となるが、政財界や裏社会とのつながりを狡猾(こうかつ)に利用しながら対抗していく。
鋭い眼光とコワモテから、かつてはVシネマでの悪役を数多く演じてきたが、近年ではそのイメージとのギャップを活かした愛嬌(あいきょう)のある役や実直な役を演じることが多かった遠藤。
竜一と竜二の復讐相手となる強欲な社長・源平として、今作で久々の悪役を演じることについては、「『もう一回やりたいなあ』と常に思っていました」と心境を明かす。
その上で、「最近は自分でも『ウソだろ!?』って思うくらい小学生が慕ってくれるようになりましたが、まず子供たちがドン引きするだろうなあ(笑)」と、近年の出演作でのイメージが定着した子供たちへの影響を予想。
しかし、「でも、それが役者の醍醐味(だいごみ)ですからね」と続け、さまざまな役柄を演じることができることへの役者としての喜びを語った。
「初回が終わった時に嫌われまくって、もう悪役しか来なくなっちゃったりして…(苦笑)」と冗談交じりに語る遠藤だったが、「精いっぱい悪に徹して嫌われるように頑張ります!」と気合十分だ。