「やすらぎの刻~道」がオールアップ! 石坂浩二『もう少しの間お芝居を一生懸命やっていきたい』
風吹ジュン、橋爪功が笑顔でクランクアップ
その数日後は、「道」の平成編も撮影終了。清野からヒロイン・しの役を引き継いだ風吹は「途中、とても寂しい思いも経験しました…」と故・八千草薫さんをしのびながら、「倉本先生、素晴らしいキャストとスタッフの皆さん、そして演出家の皆さん…どんなにお礼を言っても足りないぐらい、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
やっぱり終わってほしくないなぁ(笑)。橋爪さんの素晴らしい芝居を、ずーっと見ることができて幸せでした」と充実感たっぷりの笑顔を見せる。
風吹からのリスペクトの言葉に、橋爪は照れ隠しなのか「イエーイ! スタッフの皆さん、お疲れさまでした」と、花束を掲げて一言。記念撮影を終え、「ちょっとだけ寂しい~!」とスタッフに向けて叫び、スタジオを泣き笑いに包んでいた。
石坂浩二が浅丘ルリ子、加賀まりこへ花束を贈呈
「やすらぎ」パートも撮影を終え、2017年放送の「やすらぎの郷」からの主要メンバー・浅丘ルリ子、加賀まりこが同時にクランクアップ。
加賀は、プレゼンターとしてスタンバイしていた石坂を見つけると、ちゃめっ気たっぷりに「それ、もらっていいの?」と自ら花束を受け取りにいき、「良かったねー! 無事に終わりました!」とスタッフに感謝。
同じく石坂から花束を手渡された浅丘も「この現場は皆さん、1人1人がすてきで良い人ばかり。普通なら、会うたびに嫌なところがどんどん出てくるはずなのに、そんな人が誰もいなくて、“どういう番組なのかしら”と思っていました。お仕事に来るのが本当に楽しみでした」と、作品との別れをしみじみ惜しんだ。