高岡早紀「なかなかない経験」ドラマチックな死を遂げるスター女優役<探偵・由利麟太郎>
高岡早紀コメント
――ドラマの企画・台本を読まれた時の感想をお教えください。
演じるさくらは、物語の重要なキーとなる存在。芝居がメインというより、存在自体がこの物語にとって重要なのだなと感じました。言葉を使わず、ある意味存在感だけで芝居をするというのは、今まであまりなかったので、自分自身としては、どんな表現ができるのか楽しみです。
――オペラ界のスター・原さくらは、どういった人物でしょう?
スター女優・さくらという人生をとにかく楽しんでいる女性です。周囲の人を魅了し、みんながみんな、さくらを好きになる。モテモテですよね。ありがとうございます(笑)。
――さくらの遺体が発見されて、謎がスタートします。
あんなに、きれいでドラマチックな遺体はなかなかないなと思います。殺されることは、うれしくはないけれど、ああいう形の美しい遺体はそうそう経験できるものではないので、ありがたいですね。
――横溝正史ミステリー「探偵・由利麟太郎」作品についての感想をお願いします。
横溝ワールドはすでに皆さんの中にあると思いますので、その色をより濃くしていければなと思います。
――主演・吉川晃司さんの印象や、撮影現場での様子をお教えください。
最初に死んでしまう役なので(笑)。吉川さんや皆さんと、一緒に芝居をするシーンがなく、対話がほとんどなかったので、その意味ではつまらなかったですね。もっと皆さんと芝居がしたかったです。
横溝正史の世界に、吉川晃司さん独特の新たな世界が折り込まれて、新しいドラマになるのではないかなと期待しています。
――4、5話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします。
2話連続なので、キャストの人数も多く豪華です。登場人物が多いので、丁寧に台本を読み込まないといけなくて大変でしたけど、その分夢中にさせてくれる台本だったので、視聴者の方も同じように、この世界に引き込まれていってくださるといいなと思いました。また、大人が多く出演しているので、“大人のドラマ”をお楽しみください。