中学生のひとみと大人のひとみ、二人の視点で見えるもの
――舞台では原作にはない、大人になった中山ひとみが出てくるそうですが、これはどういうことですか?
濱咲友菜:それこそ子どものときの考えと、成長してからの考えの違いですね。子どものときは真っすぐな気持ちで戦えたことが、大人になると遠回しになったり、踏み出せなくなることってあるじゃないですか。中学生のひとみと大人のひとみ、二人の視点から見えるものは、大人の方ほど響くんじゃないかなって思います。
――舞台では中山ひとみをどう演じようと考えていますか?
濱:ひとみは同世代の子よりちょっとませていて、精神年齢が高いんですよね。しゃべり方にもそういうところが表れていて、普段私が使わない言葉遣いだったりするのが難しいです。声のトーンも気をつけないと怒ったような口調になってしまうし、今は試行錯誤しながら頑張っています。
――ちなみに濱さんは学生時代、教師に反発したことは?
濱:全くないです。私は穏やかに、平和に生きてきたし、これからもケンカや反抗はせずに平和に過ごしていきたいです(笑)。
――最後に、この作品にちなんで濱さんの中学の夏休みの思い出を教えてください。
濱:私は中学生になるのと同時にAKB48に加入して、しかもチーム8(AKB48内での濱の所属チーム)は夏が一番忙しいんですよ。8月8日は“8の日”で毎年コンサートを行って、他にもたくさんのイベントがあって。怒濤(どとう)すぎて、夏休みの思い出はグループの活動の記憶しかないです(笑)。あ、でも8月20日が誕生日なので、メンバーや仕事の関係者さんからお祝いしてもらえたのはうれしかったです。早くそういう日常に戻りたいですね。
2020年9月11日(金)~20日(日)
東京・かめありリリオホール
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