沢口「(マリコは)人として成長してきました」
――前作を終えてから、久しぶりに会った共演者の中で変わったなと思ったのは?
風間トオルさんと渡部秀くんは髪の毛が少し伸びて、ヘアスタイルが変わっていましたね(笑)。
2カ月くらい会っていなかっただけなので、そこまでの変化はないのですが、「美容室に行けなかった…」とお2人はおっしゃっていました。渡部秀くんは天然パーマを生かした髪形をしていました。
――「科捜研の女」がこれまで続いてきた理由はどこにあると思いますか?
脚本の面白さ、科学と人間の関わりをち密に描いているところだと思います。最初は科学一辺倒だったマリコは、他の登場人物と関わることで、人として成長してきました。一方で、真実に向かって、真っすぐに突き進むという変わらない部分もあります。そんな人間味あふれるマリコというキャラクターが皆さんに愛されているからこそ、「科捜研の女」は長く続いているのだと思います。
――今まで一番印象的だったストーリーは?
マリコはフラミンゴのポーズをまねしたり、探偵の服装をしたり、さまざまな挑戦をしながら、事件の真相を追い求めてきました。1話1話が私にとって印象的なストーリーですので、選ぶことができません。