竹内結子「安心してください、受信料払ってますよ」
'16年の大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)の追加キャストが発表され、主演の堺雅人の他、今回出演が決まった竹内結子、山本耕史、桂文枝、中川大志、小林隆、新納慎也、小日向文世、鈴木京香が出席した。
「真田丸」では、戦国時代最後の名将と呼ばれる真田信繁(堺)を主人公に、戦国の荒波を生きる家族の絆が描かれる。すでに、信繁の生涯のパートナーとなるきり役の長澤まさみ、信繁の兄・信之役に大泉洋、信繁の宿敵・徳川家康役に内野聖陽などの出演が決まっている。
今回発表されたのは、信繁が仕えた豊臣家の面々。天下人・秀吉を演じる小日向は、正室・北政所役に鈴木、側室・茶々役に竹内と美女がそろったこともあり、終始ご機嫌。「お二人がいつもそばにいる、これだけで本当に幸せな気持ちでいっぱいです」と興奮気味に語っていた。
秀吉の寵愛(ちょうあい)を受ける茶々役の竹内は、今回が大河初出演。
竹内は、「決まってから、『受信料ちゃんと払っているよな?』と確認したんです。安心してください、ちゃんと払っていました。って、もちろん朝ドラ('99年に主演したNHK連続テレビ小説『あすか』)の時から払っていますよ!」と笑いを誘った。
また、豊臣家の重臣中の重臣・石田三成役は山本が演じる。堺とは、同じく三谷幸喜脚本の大河ドラマ「新選組!」('04年)で共演しているが、「今回も(堺と)一緒になるシーンが多いと思います。数々の人が演じた光成ですが、非常に頭が切れるこの男を三谷さんがどのように描いてくれるか、自分がどのように表現できるのか、楽しみにしています」とコメントした。
さらに、質疑応答では、7月の会見以来の登場となる“西日暮里壁新聞”の記者こと三谷が立ち上がった。
質問は「竹内さんは『以前三谷作品に出演された時に台本がすごく遅れていたのですが、役に悩む時間がなくて逆にやりやすかった。今回もなるべく遅く本を上げてほしい』とおっしゃっているそうですが?」という内容。
竹内は「できるだけ早く、と切に願っております」と生真面目に答えながらも、「これがうわさの“西日暮里壁新聞”ですか!(笑)」と笑顔を見せていた。
ほか、中川は秀吉の後継者・秀頼役、新納は秀吉の甥・秀次役、文枝は千利休役、小林は豊臣方の重臣で対徳川の交渉役となる片桐且元役で出演する。さらに、会見は欠席となったが、片岡愛之助が同じく豊臣の重臣・大谷吉継を演じることが発表された。
主演の堺や山本をはじめ、小林、小日向、片岡など「新選組!」に出演していたメンバーが多くキャスティングされた本作(片岡は'06年のSPドラマ「新選組!! 土方歳三 最期の一日」で榎本武揚役)。
制作統括の屋敷陽太郎チーフプロデューサーは、「キャスティングは三谷さんとスタッフで相談しながら決めています。スタッフも『新選組!』の時のメンバーが多く残っているので、その影響はあるかもしれません」と明かしていた。
大河ドラマ「真田丸」は、来年1月10日(日)スタート。
'16年1月10日(日)スタート
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合で放送