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  • 静かな悲しみ。

    ゴールデンウィークのはじまり。といっても、何も変わりなく、どこへ行く予定もない。両親が老いてから、そして、母親が家に一…

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  • 言葉一つのことだけど。

    私の若い頃と今と。街も人も変わってしまったけど、絶対にあの頃が嫌だったなあと思うのが、街の店員さんの言葉遣いだ。70年…

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  • 恋も生姜も。

    秋から冬へと、生姜を食べた。漬物というかなんというか、ビニール袋に数個が入った生姜を、適当に切って毎朝食べる。なるべ添…

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  • なんてゴージャスな声

    もう二十年も前だろうか。その頃、NHKにはテントのような特設建物がNHKホールの脇にあって、生放送などしていた。実験的…

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  • 眠れない父さん。

    今しがた、父親のホームのケアマネさんからの電話。ホームからの着信は、いつも胸がキュとする。縮む。父親の退院後、ホームで…

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  • 一回は死なないと。

    父親のホームに母親を連れていく。以前は、しょっちゅう一緒に行ったけれど、歩くことが日々難儀になってきている母親は、前ほ…

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  • まだまだです。

    朝起きて、どうにもカラダが動かない。昨日あたりは、その動かなさにゲンナリした。そうはいっても、せねばならぬことを、まる…

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  • あっぱれな朝ドラ

    朝の連ドラが気持ち良い。ヒロインの伊藤沙莉さんは、期待に違わず、いや、期待以上に気持ち良い。声がいい、滑舌がいい、表情…

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  • 介護保険の椅子

    母の入浴用の椅子がやってきた。小ぶりで可愛い。これなら、じゃまにならない。にしても。にしてもだ。この定価が17000円…

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  • 「最後の授業」は続く

    やっと退院後の父親に会いにホームへ。一番スケジュールがキツい時の手術入院だったので、その間の仕事も、うまく眠れないこと…

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  • タブレットさんとの一日。

    この人ほどの愛されキャラを持つ人を知らない。タブレット純さん。昨日、初めてご一緒したコンサート。私のコンサートでは見た…

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  • 時の中ただ歌う。

    朝、母の家に行き、朝食の世話をしながら、今日明日のことを紙に書き出す。今日誰が何時に来てくれるのか、明日は訪問診療と訪…

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  • 昭和に続く喫茶店

    日曜の朝の退院が多い。前回もそうだったが、今回違うのは病室に迎えに行けたこと。このあたりの事ごとが、コロナの最中とまる…

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  • ゆっくりゆっくり

    残間里江子さんが主催される「クラブ・ウィルビー」。その中の合唱団の皆さんの発表会にお招きいただいた。コロナを挟んでの再…

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  • 重いな、命は。

    自慢にはならないが、私はリハーサルが早い。早く終わる。そして昨日はレコーディングも早かった。歌入れ作業は、ともすると、…

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静かな悲しみ。
2024/04/27 10:39アメブロ

ゴールデンウィークのはじまり。といっても、何も変わりなく、どこへ行く予定もない。両親が老いてから、そして、母親が家に一人でいるようになってから「休日」というものがまったくなくなった。一日中一人でいられたのは、昨年夏の、あろうことかコロナ。コロナだというのに、まるで夢のようにアッという間に数日が過ぎた。(その間、友人たちに、母親の所にいってもらって、なんとかしのいだ)その前の休日の記憶がインフルエンザだったから、自分が病気にでもならないと休みはないのだと、覚悟はしている。でもその反対に、感染症は同じDNAを持つ親には、まさかというほどの確率で感染してしまう。コロナもインフルエンザも、時間差で感染した親が心配で不安で、おちおちしていられない。もはや、病気になる自由もない。昨日は父親のホームに行き、ケアマネさんとこれからの話をする。いつ再発してもおかしくな続きをみる

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言葉一つのことだけど。
2024/04/26 10:46アメブロ

私の若い頃と今と。街も人も変わってしまったけど、絶対にあの頃が嫌だったなあと思うのが、街の店員さんの言葉遣いだ。70年代の、たとえば原宿とか渋谷の店に入ると「それいいと思うよ、着てみて」といったような友達言葉、いわゆるタメ口で話しかける店員さんが多かった。これがどうにも苦手で、若者的な店には入れなくなった。今は、どんな店でも、若い店員さんでも、きちんとお客向きの言葉を使う。自由奔放な70年代とは、だいぶ違う。なんでそんなことを思い出したかと言うと。母親の訪問看護をお願いすることになって、ケアマネさんやら、派遣されるクリニック看護師さんやらがやってくるのだが、人格的なことより、その言葉遣いに違和感を感じてしまう。なんとかよねえ、なんとかかなあとか、やってみてとか、そういう言葉で母親に話しかける。私は、なんとかです系で対応するの続きをみる

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恋も生姜も。
2024/04/25 11:14アメブロ

秋から冬へと、生姜を食べた。漬物というかなんというか、ビニール袋に数個が入った生姜を、適当に切って毎朝食べる。なるべ添加物の少ないものを選ぶ。生姜ひとかけを、ガリガリと毎朝食べていたら、なんだかちょっと体温が上がった気がする。風邪もひいていない。でも不思議なもので、こんなに好きになった生姜なのに、春から夏への空気がやってきてから、急に魅力がなくな続きをみる

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なんてゴージャスな声
2024/04/24 10:31アメブロ

もう二十年も前だろうか。その頃、NHKにはテントのような特設建物がNHKホールの脇にあって、生放送などしていた。実験的なこともしていて、その一つが私が司会をする歌番組、そこでゲストのお一人として出演されたのが若き日の井上芳雄さんだった。その前から、私のオリジナル「わたしは青空」を歌ってくれていたことでお会いしてはいたが、番組での共演は初めて。芳雄さんにとってもテレビはまだまだこれからという時期だったと思う。後日、収録した番組をスタッフ全員で観ることになり、終わってからの芳雄さんの紅潮したような晴れやかな顔が忘れられない。「ぼく、自分の歌うところって初めて見ました。思っていた以上に伝わるものなんだなあと思いました」舞台で精魂込めて歌う魂が、ちゃんとお客さまに届くのだと芳雄さんはその時に確信したのだった。まだ二十代の若者は、その時に自分の翼の大きさと強さを知ったのだろう。昨日、有明ガーデンシアターというでっかいホールでの芳雄さんのコンサートにうかがった。7000人を前に、芳雄さんはまるで自分の大切な部屋にお客さまを招いたか続きをみる

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眠れない父さん。
2024/04/23 10:38アメブロ

今しがた、父親のホームのケアマネさんからの電話。ホームからの着信は、いつも胸がキュとする。縮む。父親の退院後、ホームではベッド脇にセンサーをつけてくれているのだが、夜中にはそれが鳴りっぱなしらしい。足を床に下ろすと鳴る仕組みなので、どうやら父は寝ていないらしい。転んだら大変なので、車椅子に乗せ、管理室に移動、眠くなったらまたベッドへ、と、介護の方がたには、大変な思いをさせているのだろう。他の入居者の方々の介助もあるので、いくら仕事とはいえ、申し訳なくありがたく。でもケアマネさんが心配しているのは、父親のカラダのことだった。カラダに残ったままの胆石が、やはりナニカシラの悪さをしているのではないか、と言う。カラダ続きをみる

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一回は死なないと。
2024/04/22 10:33アメブロ

父親のホームに母親を連れていく。以前は、しょっちゅう一緒に行ったけれど、歩くことが日々難儀になってきている母親は、前ほど行きたがらない。ココロは飛んでいくのだろうがカラダは残る。父親は、手術や入院のことなどもちろん忘れていて「元気だからなあ、どこも悪いとこないからなあ」などと言う。幸せなことだと思う。一時間ほどの滞在で、同じ質問ばかりなので、母親もすっかり疲れてしまうようだ。私は、もう慣れてはいるが、父と母が手を繋いで座っているのが救いのような気持ちになる。いつも通り、とっくに死んだ兄弟のことを尋ね、もう死んじゃったよというと、その度ごとに驚く。「そうか、一回は死ななきゃなあ」と言うの続きをみる

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まだまだです。
2024/04/21 10:48アメブロ

朝起きて、どうにもカラダが動かない。昨日あたりは、その動かなさにゲンナリした。そうはいっても、せねばならぬことを、まるで薄い透明な膜を被ったような感じのまま、ひたすらこなす。50歳になった時は、なんともなかった。60歳の還暦には、どっと疲れの波が押し寄せた。それまで経験したことのない疲れだった。で、それから十年。秋には古希。その前兆かと思える、これまた経験したことのない疲れが襲ってきている気がする。気がする、というのがまだ救いだ。冷静に振り続きをみる

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あっぱれな朝ドラ
2024/04/20 10:26アメブロ

朝の連ドラが気持ち良い。ヒロインの伊藤沙莉さんは、期待に違わず、いや、期待以上に気持ち良い。声がいい、滑舌がいい、表情もいい。いいことだらけ。放送前には、親戚でもないのに老婆心的心配をしていた。いっとき、声に支障があったようで、同じ声の商売、しかもトラブル経験者としては、大丈夫かと気を揉んでいた。声を張り上げる役が多かったので、声帯結節にでもなったのではないかと、2回も手術した身としては、他人事ではなかった。でも、いま沙莉さんは、そんな心配どこ吹く風の快進続きをみる

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介護保険の椅子
2024/04/19 08:57アメブロ

母の入浴用の椅子がやってきた。小ぶりで可愛い。これなら、じゃまにならない。にしても。にしてもだ。この定価が17000円というのだ。介護保険を使って一割負担。つまり1700円。やっぱり助かりますねえ、ありがたいですねえと思うものの、その前にネットでこうしたものの値段を調べていた者としては、どうも腑に落ちないような感じ。構造な複雑のものならまだしも(介護施設で使うような)、今回購入したのは、まったく簡単そのもの。定価が17000円というのは、やっぱり変な気が続きをみる

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「最後の授業」は続く
2024/04/18 10:46アメブロ

やっと退院後の父親に会いにホームへ。一番スケジュールがキツい時の手術入院だったので、その間の仕事も、うまく眠れないこともあって、なんだかアタマに熱がこもってしまったような一週間だった。でもどういう時でも、ちゃんと時は過ぎる。優しく、無情に。退院後、足が弱ったと聞いていたので、父のいる二階に出向くと、隣で車椅子の入居者の食事介助をしているスタッフに、手を伸ばしナニカシラ話しかけている。「父さん、来たよ」というと、苦悩に満ちた顔で「もう帰ろうと思うんだ、すっかり疲れちゃったんだ」時々このパターンがある。カラダがどうもいうことを聞かないと自分が情けなくなる、ここにいても役に立てない、もうこんな仕事はやめて家に帰ろう。というパターンだ。父の部屋で、コンコンと話を聞き説得を始める。父さんは、ここにいてくれないと困る人がたくさんいる。みん続きをみる

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タブレットさんとの一日。
2024/04/17 10:25アメブロ

この人ほどの愛されキャラを持つ人を知らない。タブレット純さん。昨日、初めてご一緒したコンサート。私のコンサートでは見たことのないペンライトが客席で揺れるのを見て、胸がザワザワワクワクした。その予感通り、タブレットさんは、しっかりとした美しい声で歌いながらも、だんだんに破綻というか嵐のように笑いを繰り出す。この人は、ふだんあのフニャとした優しい声で、どちらかというとコミュ症のような居住まいをしている。舞台以外では、全部そうだ。ハイ、ハイと呟くように返事をし、自分の周りに薄いタブ純膜を張る。そのタブ純膜は、舞台に上がると、違うタブ純膜に変わる。そのあたりがとてもオモシロイ。人前で芸をする人は、歌い続きをみる

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時の中ただ歌う。
2024/04/16 09:20アメブロ

朝、母の家に行き、朝食の世話をしながら、今日明日のことを紙に書き出す。今日誰が何時に来てくれるのか、明日は訪問診療と訪問看護があることなど、赤いマジックで大書する。アタマのはっきりしていた母だが、やはり、最近は物忘れが多い。さっき聞いたことをまた聞く。その度、寂しい気持ちになる。その後、シャンソンのイベントに、東京国際フォーラムへ。シャンソンのレジェンド、芦野先生の息子さんの羽鳥さんが主催されている、若手発掘を目的としたもの。と、同時に、シャンソン界に貢献してきた方々を顕彰する目的もあり、吉祥寺にあった「ベル・エポック」という老舗が表彰され、私はそこに出演し続きをみる

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昭和に続く喫茶店
2024/04/15 09:44アメブロ

日曜の朝の退院が多い。前回もそうだったが、今回違うのは病室に迎えに行けたこと。このあたりの事ごとが、コロナの最中とまるで違う。入院は隔絶。どれだけの人が苦しんだコロナだったのかと、今更に思う。これまでとは違って(それは衰えかもしれないが)ポウと放心したように車椅子に座る父親を、ホームのスタッフと一緒に出口へ連れ出し、一人見送る。私は母親の世話があるので、そこから家へ。「二人は同い年ですもんね」と、ホームの看護師さんが微笑む。午後、母と私の夕食弁当を届けてくれるという事務所スタッフと、打ち合わせかたがた喫茶店に行く。ドトール系の喫茶店はどこも満席。たった一軒の昔ながらの喫茶店に行く。そこはまったく昭和な感じで、ずっと気になっていたが、窓から見えるお客がみんなタバコを吸っていたので、入れなかったのだ。ところが扉に「申し訳ありません。しばらく禁煙にさせていただきます」との貼り紙。やったあ、よ続きをみる

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ゆっくりゆっくり
2024/04/14 09:30アメブロ

残間里江子さんが主催される「クラブ・ウィルビー」。その中の合唱団の皆さんの発表会にお招きいただいた。コロナを挟んでの再開と再会で、合唱団の皆さまとも、同じくゲストの皆さまとも、胸が切なくなる再会になった。何事かを続けていくことは並大抵ではない。いつも、誰かの指示のもとナンダカンダ言いながら歩いてきた私など、旗振りをしつつ先頭を行く残間さんの姿に、いつも力をいただいてきた。思えば、昔のパルコ劇場公演後の楽屋で、筑紫哲也さんの後ろから、姿を現された時からのお付き合い。(カタカナ3文字の歌い手に、なぜか興味をひかれ、自らチケットを買い、来てくださっていたのだった)その時には残間さんの母上もお元気で、私の両親もまったくの元気。それからの20年で、そうかこうなるのかというほどの続きをみる

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重いな、命は。
2024/04/13 09:25アメブロ

自慢にはならないが、私はリハーサルが早い。早く終わる。そして昨日はレコーディングも早かった。歌入れ作業は、ともすると、ああでもないこうでもないと長引くことも多いが、最近、いや特に昨日など、さっさと終わった。終えた。その原因の一つが、父親の手術と入院で、ホームからの連絡にザワザワしながらの作業。早く終わるに限る。というか、考え出せばキリがないのが歌。どうせ、自分の身から出ていることなので、だんだんに諦めにも似た潔さになってきた。で。さっさと終え、病院へ。半年くらいで再発かもと言われていたのに一年。よくがんばりましたと、石の詰まっている胆管と差し込まれたプラスチックの管の映像を見せてもらう。今の時代はこんなことが内視鏡でで続きをみる

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