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  • 脳のDLPFC作用で入試に合格できる勉強法とは?【受験の心療内科】

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  • こんな簡単なことでスマホ依存が治った?心療内科医が実証!受験生は即実践しよう!

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  • 受験生の頭が良くなる?脳のスペックを高める方法を心療内科医が解説!

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    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 3日前

  • 勉強のイライラが消える?誰でもできる脳のドーナツ理論!【受験専門の心療内科】

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    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 4日前

  • 受験生の「新五月病」に注意!ヤル気・集中力・記憶力を回復させるには?【受験専門の心療内科】

    受験の心療内科 新五月病(受験生)Exam retreat neurosis 新学期が始まって間もなく、受験生の…

    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 5日前

  • 親が自分のイライラを抑えると子どもが合格?心療内科医が教える家族のメンタル対策!

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    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 6日前

  • 受験生の朝寝坊の原因は性ホルモン!心療内科医が教える合格への対策とは?

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    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 7日前

  • こんな言葉で子どもの脳が勉強開始?親の声掛けのメンタル黄金則!【受験専門の心療内科】

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    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 8日前

  • 受験生の心の傷トラウマを消す効果がある姿勢とは?【心療内科】

    受験の心療内科 受験生の心の傷トラウマを消す効果がある姿勢とは? 模擬試験でも定期テストでも、悪い点を取って気落…

    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 9日前

  • 発達障害の子の受験はどうすべきか?心療内科医からのアドバイス!

    受験の心療内科 発達障害の子供たちの受験挑戦悩みから個性を伸ばす時代へ はじめに今日のテーマは、「発達障害」が受験…

    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 10日前

  • コーヒー2杯でカフェイン依存症?集中力を高めるカフェイン摂取法を心療内科医が解説

    受験失敗の原因は「カフェイン依存症」 症状チェックと合格への対策受験失敗の原因は「カフェイン依存症」 症状チェックと合…

    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 11日前

  • 合格する受験生の脳に共通!5つの能力とは?【受験の脳科学】

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    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 12日前

  • 受験生の夜更かしを親が治せるメンタル医学!【受験の心療内科】

    ⇒「睡眠相後退症候群(不登校)Delayed Sleep Phase Syndrome」はこちらから! 受験の心…

    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 13日前

  • 親も実践!受験生の不安が緩和する心療内科のマッサージとは?

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    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 14日前

  • これで成績が上がった?悩む受験生の自己肯定感の高め方を解説【受験専門の心療内科】

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    アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし 15日前

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脳のDLPFC作用で入試に合格できる勉強法とは?【受験の心療内科】
2024/05/05 07:04アメブロ

受験の脳医学 「脳のDLPFC作用」で入試に合格できる勉強法とは? 今日のテーマは、脳の「DLPFC」と呼ばれる部分の作用をパワーアップさせることで、受験で合格を勝ち取るための方法のご紹介です。 普段の勉強はもちろん、本番の入試でライバルを出し抜く成績を取るためにも、脳の「DLPFC」と呼ばれる部分を刺激することが、とっても効果的だということが明らかになってきました。 この現象を受験勉強に積極的に取り入れて、勉強の効率を上げるのが「DLPFC勉強法」です。 志望校への合格を勝ち取るため、「DLPFC勉強法」をどのように取り入れていけばいいのか、脳の「DLPFC」の図とともに、わかりやすく解説します。 成績急落の原因は「DLPFC」! 私のクリニックにご来院くださるのは、うつの重い症状で受験勉強ができなくなった方だけでなく、本人の感覚としては、ちょっと不調・・・くらいの方も少なくありません。 このような場合、模擬テストや学校の定期テストの成績が悪化して、それを脳医学とメンタル医学の両面から改善したいというのがご希望の大半です。 先日、ご来院された受験生さんも、受験に対し、すごく努力をされていましたが、結果が出ない・・・。ひょっとしたら、何か、脳に問題があるんじゃないかということで、私のクリニックにお越しになりました。 脳の認知機能についての検査を一通りやりましたが、1項目を除き、すべて異常なし・・・。それどころか、平均を上回る、よい脳機能をお持ちでした。 でも、これは、脳の病気ではないということを意味しているだけであって、入試に合格するための万全の脳の状態だというわけではありません。 この方の場合は、猛烈に努力されているのに、どうして成績が落ちる一方かというと、その原因が、脳の「DLPFC」という部分の働きの低下にあることを示す検査データが得られました。 脳のトラブルを防げば成績は急回復! 是非、強調したいのは、こうした検査で何らかの問題点が見つかった場合、それはラッキーなことだと考えるべきだということです。 検査によって原因がわかったわけだから、それを治せば成績が上がる可能性が高いということを科学的データとして示唆しているわけです。 ぶっちゃけ、地頭が良くないから成績が悪い・・・という場合続きをみる

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こんな簡単なことでスマホ依存が治った?心療内科医が実証!受験生は即実践しよう!
2024/05/04 09:12アメブロ

NHK『テストの花道』テレビ&スマホ対策・机の整理整頓で、勉強の効率が上がる場合と下がる場合がある! ・勉強の集中力は、机の整理整頓でアップする! ・机の上が片付いていれば、勉強のストレスも軽くなる! ・創造力は、乱雑な部屋の環境から生まれる! ・応用問題や小論文は、整理されていない机のほうが有利だ!www.akamon-clinic.com 受験の心療内科 スマホの目隠しで成績アップ勉強の集中力と視野の関係 今日のテーマは、テレビやスマホなどを「目隠し」することで成績を上げる勉強法のご紹介です。スマホを見続けて勉強しないのは論外です。でも、みなさんは、スマホを見るのをしっかり我慢できていて、勉強時間が確保していれば、それで問題はないと思っていませんか?スマホと脳機能との関連を調べた研究では、たとえ、自分の意志でスマホを見るのを完全に我慢できていても、スマホが近くにあれば、それだけで、脳は集中力を低下させてしまうというデータが出ています。 つまり、勉強の効率が自分が気づかぬうちに下がってしまっているということです。受験生にとって、これは、とてももったいないことですよね。 そうなってしまう理由は、スマホの着信に備えて、脳がスマホを使う準備状態になっているからです。脳はスマホを使うための情報処理が問題なくできるように、認知機能のリソースを使います。そのぶんだけ、目の前の勉強に関する情報処理に使えるリソースが減ってしまうのです。 では、スマホが着信しないようにしておいたらどうかというと、それでもダメ。理由は、スマホを使いたいという衝動に対して、脳は我慢をし続けていることになるからです。 我慢するために脳のスペックの一部を割いてしまいます。だから、勉強そのものにあてる能力は減ってしまうわけです。 また、我慢はストレスを生じるので、それによって脳疲労がたまりやすくなります。このことによっても、勉強の効率は落ちてしまうのです。 もちろん、受験が終わるまでスマホを持たない生活ができるなら、それに越したことはありません。でも、現実にはそれがかなりむつかしいということは、受験生を専門に診療している心療内科医として、私自続きをみる

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受験生の頭が良くなる?脳のスペックを高める方法を心療内科医が解説!
2024/05/03 10:27アメブロ

受験の心療内科 受験生の脳のスペック頭を良くする脳科学の方法 入試に受かるかどうかは、「学力」×「脳のスペック」の掛け算で決まります。 「脳のスペック」とは、脳がどれだけ高機能を発揮できるかどうか、つまり、簡単に言うと、頭が良いと言えるような働きができているかどうかということです。 パソコンやスマホと同じように、受験生の脳も、スペックが重要なのです。もちろん、頑張って勉強して「学力」を高めることは、当然、必要なことです。 ですが、それに加えて「脳のスペック」を高める努力も、志望校への合格を勝ち取るためには大切なことなのです。 頭の良さというと、生まれつき、遺伝で決まっていると思いこんでいる人が多いようです。 ですが、脳医学の研究で、遺伝の割合はかなり限定的であることがわかってきました。 「脳のスペック」は、睡眠の取り方などのライフスタイルによって、大幅に高めることができるということが明らかになってきました。 志望校に合格するには、受験生は普段のライフスタイルについて、具体的には、どのようなことに気を配ればいいのか? 脳科学の研究を応用して、勉強をしたり試験を受けてたりしているときの「脳のスペック」を高める方法をご紹介します。 受験うつ~どう克服し、合格をつかむか~ (光文社新書)(電子版) ストレスが増える受験期に、突然うつ症状を発症する人が急増している。うつで人生を狂わさないために、受験生本人や家族ができることは何か。受験生専門外来のがストレス管理や効率の良い勉強法を解説する。 解明が相次ぐ脳スペックを高める方法! もちろん、「学力」は高いに越したことはありません。 でも、いくら猛勉強したからといって、「学力」を高められる水準には限界もあるのも現実です。 だからこそ、受験生は志望校への合格をさらに確実に手にするために、「脳のスペック」を高めることにも努力をするべきです。 特に最近では、脳医学の発展で「脳のスペック」を高める方法が次々と解明されています。 具体的な方法は、①睡眠、②運動による脳への刺激、③飲食物による脳への刺激などです。 脳のスペックを高める睡眠の取り方とは? 受験生の方に真っ先に見直してほしいのは、「①睡眠」についてです。 脳のスペックが最も高まる睡眠時間は、人類の平均を取ると7時間30分という数字が出ています。 でも、「だったら私も、7時間半、寝ればいいんだ!」と、早合点しないでください。 これは遺伝子によるバリエーションがとても大きいということがわかっています。 アインシュタインのように10時間の睡眠が必要な人もいます。 私の恩師でもあるのですが、ノーベル賞を受賞された小柴昌俊先生は11時間、睡眠を取られていました。 こういうタイプの人は、ロングスリーパー遺伝子を持っています。 逆に、ショートスリーパー遺伝子を持っていると、3時間の睡眠でも十分だというタイプの人もいます。 最適な睡眠時間を知る方法とは? では、どうすれば、あなたの脳のスペックが最も高まる、最適な睡眠時間を知ることができるのでしょうか? 答えは簡単です。 実際にその睡眠時間を試してみればいいのです。 遺伝子検査なんて、しなくてけっこうなわけです。 ただし、睡眠時間の影響は、翌日だけではなく数日間は残ります。 だから、一晩だけで睡眠の効果を評価してはいけません。  ポイントは、3日間、連続して、同じ時間だけ眠ってみること。 たとえば、7時間半、7時間半、7続きをみる

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勉強のイライラが消える?誰でもできる脳のドーナツ理論!【受験専門の心療内科】
2024/05/02 10:00アメブロ

脳科学の効果で受験のイライラが消える 計算インターバル勉強法 ストレス低減と高速学習を実現する集中力アップの秘訣脳科学の最新研究によれば、勉強中のイライラは計算ドリルにより軽減されます。速度と精度を重視した計算問題を解くことで、ワーキングメモリーの集中力が高まり、イライラを引き起こすニューロンネットワークを遮断するからです。計算ドリルは、たった5分でも効果が期待できます。この方法で効率的な学習を実現しましょう。www.akamon-clinic.com 受験の心療内科 勉強のイライラが消える脳のドーナツ理論とは? 今日のテーマは、受験勉強のイライラを消すことができる「ドーナツ理論」についてのご紹介です。これを知っているだけで、受験勉強の集中力と持続力がアップするため、受験生の方も受験生の親御様も、頭に入れておくとよいでしょう。 といっても、やるべきことはとても簡単。誰でも今すぐお手軽に実践できます。 勉強のイライラが抑えられない・・・。それで集中力が下がってしまう・・・・勉強の効率が下がってしまう・・・。そんな受験生は、今すぐこの方法を試してみましょう。 わかりやすく解説していますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。 「勉強」と「ドーナツ」。一見、何の共通点もないように見えますよね。しかし、意外にも両者は深く関連しています。どういうことかと言いますと...。たとえば英語の課題文を読解して問題を解くとき、なかなか文章が読み取れないと、私たちは無意識のうちにイライラしてしまいます。そんな時、脳は、ドーナツに囚われているのがイライラの原因だということが多いのです。そう!ドーナツなんです!えっ、ドーナツ!? と驚かれるかもしれませんが、実はこれ、食べ物のドーナツという意味ではありません。脳の中のドーナツなんです。 イライラするとき、脳内の特定の神経細胞のネットワークで、電気的な刺激が連続的に循環していることがわかっています。神経細胞の電気的な刺激をインパルスと言いますが、これがまるでドーナツのようにループしている脳のネットワークをグルグルと回り続けるのです。このように神経細胞のネットワークでできたドーナツをインパルスが回り続けるから、イライラした感情がいつまでも持続してしまうわけです。ある研究者は、これをドーナツ現象といいました。すごくわかりやすいネーミングなので、私も使わせてもらうことにしたわけです。では、こうしたイライラのドーナツ現象をなくすには、どうしたらいいのでしょうか? やるべきことは、イライラの連鎖続きをみる

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受験生の「新五月病」に注意!ヤル気・集中力・記憶力を回復させるには?【受験専門の心療内科】
2024/05/01 09:36アメブロ

受験の心療内科 新五月病(受験生)Exam retreat neurosis 新学期が始まって間もなく、受験生の中で新たな心の病が出現しています。 それが「新5月病(Exam retreat neurosis)」です。 注意していただきたいのは、従来からある、皆さんご存じの「5月病」と似ていますが、医学的にはまったく異なるものだということです。 しかも、受験生に限って言うと、従来型の「5月病」よりも、「新5月病」のほうが罹患する人数は上回っています。 さらに、近年ではスマートフォンの使用時間が長くなり、「スマホ依存」と「新5月病」を併発することで、悪循環に陥る受験生も増えています。 この場合は、特に重症化しやすく、入試に失敗することになるので、十分な警戒が必要です。 「新5月病」は、従来からある5月病と、どこが、どう違うのか? 具体的には、どんな対策で予防や回復が図れるのか? 受験生を志望校に合格させることを専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識をもとに、わかりやすくご説明します。 従来型の5月病とは異なる「新5月病」 「新5月病」は、一般の社会人の中でも増加しているため、心療内科でも問題視されていますが、ここでは、受験生の「新5月病」に限定してご説明していきます。 受験生の場合、新五月病は試験勉強に取り組んでいるときに発症する心の病であり、従来の5月病とは根本的に異なります。 この病気にかかると、勉強意欲が低下し、集中力が保てずケアレスミスが増え、眠気や不眠に悩まされることがあります。 さらに、成績が急落したり、記憶力が低下するなどの症状が出ることもあります。 もし、これらの症状が2つ以上出現した場合は、「新5月病」の可能性があるため、早めに対処する必要があります。 「5月病」と「新5月病」は、どう違う?従来型の5月病は、気象条件の変化や新しい環境に適応できないストレスなどから、体調や心理的な不調が生じる病気です。 主な症状として、疲労感や不安感、食欲不振などが挙げられます。 これらの症状は、新しい生活環境に慣れるまでの適応期間に現れることが多いとされています。一方、新5月病は、受験生が試験勉強に取り組んでいるときに発症する心の病であり、従来の5月病とは異なります。 この病気にかかると、勉強意欲が低下し、ケアレスミスが増え、眠気や不眠に悩まされることがあります。 さらに、成績が急落したり、記憶力が低下するなどの症状が出ることもあります。 「新五月病」は「受験うつ」の前駆症状 従来型の5月病に比べ、新5月病は、放置していると、より症状が重くなりやすい傾向があります。 新五月病が重篤化しやすいのは、受験うつの前駆症状だからです。 受験生は、試験勉強に専念するため、多大なストレスを抱えながら勉強に取り組んでいます。 このストレスが過剰になると、身体や心に悪影響を与え、勉強効率が落ちてしまいます。 また、ストレスが長期間にわたって続くと、受験うつに移行することがあります。受験うつとは、入試直前に受験生が発症するうつ病で、受験生の約10%に見られるとされています。 受験うつは、心身共に疲れ切った状態に陥り、勉強意欲が低下し、成績が急落するなどの症状が現れます。 さらに、自己否定感や自尊心の低下、不安感や孤独感などの精神的な問題を引き起こすことがあります。 こうした受験うつの前駆症状が新五月病です。 ですから、新五月病を放置しているの受験うつに移行するケースが多いのです。 ゴールデンウイークの生活リズムの乱れが発症のトリガー ゴールデンウィークは、多くの受験生が苦手科目の克続きをみる

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親が自分のイライラを抑えると子どもが合格?心療内科医が教える家族のメンタル対策!
2024/04/30 10:07アメブロ

⇒ 「受験うつ」の解説はこちらから! 受験の心療内科 親のイライラ対策で受験生が志望校に合格! 我が子は受験生なのに、ちっとも勉強しない・・・。「勉強しなさい!」と注意しても、ゲームとスマホをやり続けるばかり・・・。 受験生の親御様は、なにかとイライラする機会が増えるものですね。 しかし、気をつけていただきたいのは、そのイライラの中に、親自身のメンタルの問題が含まれている場合が少なくないということです。 特に心配なのは、受験生の親御様自身が「うつ症状」になっている場合が少なくないということです。 「うつ症状」というと、心がふさぎ込むことだと思いこんでいる方が多いようですが、イライラも「うつ症状」の重要な兆候なのです。 受験生の親御様が、たとえごくごく軽い「うつ症状」であったとしても、メンタルの不安定さが親子の間で増幅しあって、その結果として受験生が志望校に合格できなくなる・・・ということが、多数、起こっています。 受験生を専門に診療している心療内科医としての経験をもとに、どうすれば親子共に前向きで安定したメンタルを取り戻し、受験生を合格に導けるのかアドバイスしたいと思います 親子でメンタルが悪化する「親子受験うつ」! 受験生が「受験うつ」に陥ってしまうと、メンタルが不安定になって、不安で心が押しつぶされて勉強ができなくなったり、イライラが抑えきれなくなって勉強に集中できなくなってしまいます。 そんな受験生を日々診療しているわけですが、親子カウンセリングを行っていると、お子さんだけではなく、親御様自身も「うつ症状」になっている場合が少なくないのです。さらに、その前段階に相当するメンタルが不安定な状態まで拡大すると、ほぼ全例の親御様が該当します。 親子は心理的に密接に結びついていますので、親御様のメンタルが不安定になると、それがお子様にも投影されます。その結果、お子様のメンタルも不安定となり、粘り強く勉強することができなくて、ゲームやスマホに現実逃避する場合が少なくありません。 そうすると親御様は、当然、余計にイライラを募らせるということになります。 その結果、親御様はますますイライラを募らせる・・・ということが起こるわけです。 こうして親子でメンタル面メンタル面の悪循環が生じ、このスパイラルの帰結がお子様の「受験うつ」、あるいは親御様も含めた「親子受験うつ」なのです。 カウンセリングを行うと、もとを正せば、はじめは親御様のごく軽いイライラであった場合も多く、この段階でうまくメンタルをコントロールしておけば、お子さんも受験に成功できたのでは・・・と悔やまれるケースもよくあることです。 受験生の親御様のイライラは、たとえ軽いものであっても、放置するというのは得策ではありません。 親御様をイライラさせる元凶は、性ホルモンのギャップ! 受験生の親御様のイライラをコントロールしていくためには、まず、そのイライラがなぜ起こるのか、正しく理解をしておく必要があります。 もちろん、イライラする直接の原因は、お子さんの成績が悪化しているのにちっとも勉強しない・・・、スマホやゲームばかりしている・・・などといったことでしょう。 しかし、これは表面的な理由でしかありません。 受験生の親御様がイライラする原因として、本質的な理由として構造的な問題があるということを理解しておくと、イライラをコントロールするのに役立ちます。 本来、子どもは思春期を迎えると性ホルモンが急増し、これによって親に反抗し、独り立ちをしていてように、脳の機能が設計されています。 ところが、社会が複雑になり、さらに情報化社会になって脳に入ってくる情報量が急増した結果、相対的に心の成熟が遅くなり、思春期の段階でも心はまだまだ幼いのが現状です。・ 例えば大学受験を行う18歳は、鎌倉時代や室町時代であれば、すでに精神的には大人です。 でも、現在の18歳は、中世の時代と比べると十歳ぐらいの感覚だと指摘されています。 受験生の心が未熟で、自分一人では自分をコントロールできない・・・。 でも、性ホルモンはすでに思春期に入った段階から急増しているため、親の言うことは聞かない・・・。 このギャップが受験生の親御様のイライラを生み出す元凶の一つとなっているのです。 ですから、イライラしていて親子様がすべて悪いわけではない・・・。 イライラさせているお子様がすべて悪いわけでもない・・・。 いってみれば、時代が生み出す構造的な問題の被害者としての側面もあるのです。 受験生の親御様がイライラをコントロールするためには、こうした事情があるということを理解しておく必要があるのです。 子どもの自主性に任せられない現実! では、受験生の親御様がイライラしてしまった場合に、どうすればいいのか。 大学受験の年代になったら、全て子供に全て子供の判断に任せておけばいい・・・、親は干渉しない方がいい・・・。 世間ではこうしたアドバイスがなされているようです。 しかし、私は受験生を専門に診療している心療内科医として、こうした方針はとても危険だと声を大にして訴えたいです。 心が未熟な状態で大学受験の年代を迎えた今の受験生は、放っておいて自主性に任せたらうまくいく…というような甘い状況ではありません。 大半の受験生は、放っておくとスマホやゲームに多くの時間を費やし、さらに電子機器を長時間使うことによる脳へのダメージからますますメンタルが悪化していきます。 結果的には浪人を繰り返し、場合によっては部屋に引きこもって社会と交流が持てなくなってしまう…というケースも少なくありません。 もちろん、これはお子さん自身にとって不幸なことですが、同時に親御様にとっても大きな経済的な負担を、今後20年30年といった長いスパンで被ることとなってしまうかもしれません。 お子さんのことは放置しておけばそれでいいんだ…というのは、私から見ればとても無責任なアドバイスだと思います 時間を限定して子供と向き合うと心が回復する! 受験生のお子様に関してイライラした感情が心の負担になっている親御様は、まず試みていただきたい対策が、時間を限定してお子様と向き合うということです。続きをみる

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受験生の朝寝坊の原因は性ホルモン!心療内科医が教える合格への対策とは?
2024/04/29 08:43アメブロ

受験の心療内科 思春期の体内時計の変化受験への影響と合格の対策 今日のテーマは、 最新研究によって分かってきた受験生の世代の脳に特有の性質について理解していただいた上で、その対策を志望校合格に役立ててもらおうというものです。私たちの体は自然とリズムに従っています。太陽が昇ると目覚め、暮れてくると眠りにつく。このリズムは「サーカディアンリズム」と呼ばれ、脳や肝臓にある体内時計によってコントロールされています。ですが、この体内時計は、一部の世代ではコントロールが付きにくくなることが分かってきたのです。その世代というのが思春期、つまり受験生の世代そのものです。この受験生の世代のサーカディアンリズムの変化が、受験に大きな影響を与えているのです。これを理解し、適切な対策をとらないと、志望校への合格を狙ううえで大きなハンディキャップとなってしまいます。 いったい受験生の世代ってどんなサッカーディズムの影響が出てしまうのか?原因となるのは、性ホルモンの急増です。 思春期に突入すると、体は性ホルモンの津波 のような増加に見舞われます。男子ではテストステロン、女子ではエストロゲンが急激に増加して、大人の体に作り変えていこうとするわけです。 ただし、ホルモンの影響は、身体だけに及ぶものではありません。脳にも大きな影響を与えるのです。 テストステロンやエストロゲンの増加は、脳に作用して、何となく夜更かしをして朝まで眠れない、あるいは朝寝坊をしてしまうといった行動パターンにつながることがわかってきました。そう! 思春期の人も、自分では意識はしていないと思いますが、実はサーカディアンリズムはホルモンによって自動的に夜型にシフトしてしまっているのです。 特に興味深いのは、女子の場合、エストロゲンの分泌量は、28日の月経周期に合わせて変化しますが、夜更かしも、それに比例する形で28日周期で変動しているというデータが出ていることです。 この点については、大人も同じですが、脳というのは、実はホルモンにかなり支配されているものなのです。多くの親御さんは、気軽に「早く寝なさい」と子どもに注意します 。また、夜更かしをしていると「ダメじゃないの!」と𠮟りつけることもあります。 しかし、親御様自身は もう忘れているかもしれませんが、ご自分も思春期には、夜更かし朝寝坊を経験していた方が大半ではないでしょうか。 あの頃、楽しかった夜更かし・・・。深夜ラジオの熱狂的なリスナーになった記憶・・・。 このブログを読んでくださっている親御様にも、そんな思い出があるはずです。それはまさに、自分の脳が、新たなホルモンの状態に順応しようとしていた証だったのです。しかしこのリズム続きをみる

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こんな言葉で子どもの脳が勉強開始?親の声掛けのメンタル黄金則!【受験専門の心療内科】
2024/04/28 09:13アメブロ

受験の心療内科 子どもの脳が自発的に勉強!親の声掛けの黄金則とは? 親が「勉強しなさい!」と言っても、子どもの脳には届かないというのは、どなたもご存知のことでしょう。 しかし、弊害はそれだけではなく、親が「勉強しなさい!」と連呼することで、親子ともにメンタルが不安定になり、受験生の場合はそれで「親子同時うつ」になるケースも増えています。 かといって、親の声掛けがなければ、子どもは、いつまでたっても勉強を始めないものです。 これに関して、ミッションとモチベーションの関係を分析した脳医学の研究によって、子どもに自発的に勉強をさせる方法論が明らかになってきました。 この理論に基づく「親の声かけの黄金則」を実践すれば、子どもの自発的な勉強に大きな力を与えてくれます。 「勉強しなさい!」を連呼すると、どうして「親子同時うつ」になるのか? 「親の声かけの黄金則」とは、具体的には、どのような言葉を言えばいいのか? 受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識をもとに、わかりやすく解説したいと思います。 「勉強しなさい!」と叱ることで「親子同時うつ」を発症 親が子どもに「勉強しなさい!」と言っても、ほとんど効果がないことは、私のような心療内科の医者が改めて指摘するまでもなく、多くの方が実感されていることでしょう。 ただし、問題はそれだけではないのです。 「勉強しなさい!」と親が繰り返し叱ることで、まず親のメンタルが不安定になり、そのストレスが子どもに伝わって、子どものメンタルにもトラブルが生じるという現象が起こることが、メンタル医学によって解明されています。 受験生の場合は、さらに深刻です。 これによって子どもの脳内てネガティブな感情が暴走しやすくなり、その悪影響のため、入試の真っ最中に試験の問題を粘り強く解くという能力が脳内で低下してしまうことも起こりうるのです。 つまり、親が「勉強しなさい!」と叱ることは、効果がないだけでなく、それどころか受験生の場合は大きなマイナス効果が働くということです。 さらに、その症状が一定限度を超えると、親子が同時に「うつ症状」に陥ると言う、「親子同時うつ」と言う危険な症状に陥ってしまうこともあります。 私はこれを「勉強しなさい症候群」と名付け、受験生の親御様に警鐘を鳴らしています。 是非、「勉強しなさい!」と何度も繰り返している親御様は、直ちにそれを見直して頂きたいです。 親子で増幅するネガティブな感情の正体とは? では、どうして、たかだか親が「勉強しなさい!」と言うだけで、「親子同時うつ」を発症してしまうことさえあるのでしょうか。 その理由は、親子のメンタルに関して、それぞれの脳の中にある扁桃体の間で共鳴現象が起こっているからなのです。 親は子どもに勉強させようとしていて、子どもは勉強したくないと思っている…。 親子の感情は、こういう対立関係にあると理解している方が大半だと思います。 しかし、受験生に限って言うと、これは幻想であって、現実は違うのです。 多くの受験生が、心の奥底ではもっと勉強しなきゃならないということは、十分に分かっています。 しかし、脳内では、側坐核など意欲の中枢が十分に働かないため、現実には勉強できないという状態に陥っているのです。 そんな状況のもとで、親から「勉強しなさい!」と言われると、勉強しないと入試に落ちてしまうという焦燥感が高まります。 にもかかわらず、勉強しようと思っても意欲の中枢が働かないため、矛盾が深まるのです。 こうしたアンビバレントな心理状況が、脳内で扁桃体の暴走を拡大させてしまうわけです。 一方、親御様の脳内ても、入試に合格させるには子どもがもっと勉強しなければいけないという思いと、現実には子どもが勉強してくれないというアンビバレントな心理状況が生じ、扁桃体の暴走が起きやすくなっています。 こうして、親が「勉強しなさい!」と言うたびに、親子それぞれの脳内で扁桃体の暴走が起き、お互いがお互いを拡大させることで「親子同時うつ」を巻き起こしてしまうのです。 脳医学的に正しい勉強のさせ方とは? とはいえ、親が声かけをしてあげないかぎり、子どもが勝手に勉強を始める・・・ということは、現実には、なかなか起きるものではないでしょう。 誤解してほしくないのですが、「勉強しなさい!」という言葉がよくないということであって、親が勉強を促す声かけをしてはいけないという意味ではありません。 では、脳医学的に適切な勉強のさせ方とは、どういったものでしょうか。 まず、親の声かけでとても大事なのは、命令口調では駄目だということです。 他者から命令されることは、大人でも子どもでも、誰でも不快なことで、ネガティブな感情を作り出す脳の扁桃体が刺激を受けてしまいます。 だから、「勉強しなさい!」という声かけは最悪なのです。 勉強するという決断は、あくまでも子ども本人がが行わないと、実のある勉強はできません。 親にとって大事なのは、その段階に子どものメンタルを引き上げる手助けをすることです。 特に、親の声かけに求められる役割は、子どもに勉強のことを自発的に考えさせるきっかけを与えるということです。 そのためには、親の声かけは、命令口調ではなく、子どもへの問いかけであるべきです。 例えば、子どもに宿題をさせようと思ったら、「今日の宿題は何かな?」と、さりげなく問いかけてみるのです。 この場合は、子どもの脳の扁桃体は、命令のときに比べれば、ネガティブな衝動ははるかに生じにくく続きをみる

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受験生の心の傷トラウマを消す効果がある姿勢とは?【心療内科】
2024/04/27 08:20アメブロ

受験の心療内科 受験生の心の傷トラウマを消す効果がある姿勢とは? 模擬試験でも定期テストでも、悪い点を取って気落ちすると、実は、心の傷トラウマが生じるということが明らかになってきました。 心の傷トラウマで生じる症状とは? 心の傷トラウマが脳に作用すると、意欲の低下を招き、受験勉強をサボるようになる・・・。 あるいは、試験中に脳のコンディションが低下して、実力が発揮できなくなったりする・・・。 そんな受験生にとってはとても困ることが、心の傷トラウマで引き起こされるのです。 志望校への合格を勝ち取るには、心の傷トラウマをしっかり消しておくことが不可欠です。 トラウマを消す簡単な方法とは? そんな心の傷トラウマを消すことができるとっても簡単な方法が、メンタル医学の研究で解明されました。 鍵を握っていたのは、「姿勢によるフィードバック効果」と呼ばれるものだったのです。 脳に及ぼすフィードバック効果! マイナスのフィードバック効果を生じる姿勢を取ると、心の傷トラウマは悪化する・・・。 プラスのフィードバック効果を生じる姿勢をとると、心の傷トラウマは悪化する・・・。 実は、私たちの脳は、常に姿勢からフィードバック作用を受け続けているのです。 トラウマを消す最強の方法とは? では、心の傷トラウマを消すには、どのような姿勢が良いのでしょうか? この点で、とても素晴ららしい効果が得られることが実験で証明されている姿勢があります。 それが、「バタフライハグ」です。 バタフライハグとは? 「バタフライハグ」は、誰でもご自宅でごくごく簡単に実践することができます。 しかも、心の傷トラウマを軽減する効果はとても大きいのです。 受験生を専門に診療する心療内科医としての経験を元に、試験のトラウマをどうリセットしたらよいのか、「バタフライハグ」の方法も含め、わかりやすく解説します。 姿勢が脳にフィードバック効果! 脳と心を良いコンディションに保つために、姿勢はとても重要です。 どういう姿勢にするのか、骨格筋と呼ばれる全身の筋肉に命令を出してコントロールしているのは脳です。 しかし同時に、感覚神経を通して骨格筋からも脳に対して、今、どんな姿勢をとっているのが、情報が常に送られています。 その情報に基づいて、脳は無意識のうちに働き方を変えているということが、脳医学の研究で解明されています。 このように、元々は脳から発せられた命令の結果が脳に戻ってきて効果が生じるという現象を、脳医学では「フィードバック」といいます。 心の傷を広げる危険なフィードバックとは? 模擬テストや定期テストで悪い点数を取ると、ガクッときてしまって、うなだれてしまいますね。 でも、受験生は、無理をしてでも、この姿勢を取らないように気をつけるべきです。 うなだれるというのは、生理学的には、①背筋を曲げる、②下の方を向く・・・という2つの動作の組み合わせで成り立っています。 これは、どちらも心の傷、トラウマを悪化させるフィードバックの作用が働くのです。 その結果、次に受けるテストの点数も、ほんの少しではありますが、悪い点になる方向に、脳と心のマイナス方向のコンディション調整が行われてしまうのです。 受験生は試験で失敗したとき、無理をしてでも、逆に、①背筋を伸ばす、②上の方を向く・・・ということを心がけてください。 トラウマを消す「バタフライハグ」とは? さらに、姿勢によるフィードバックの作用で、すでに脳内で形成されてしまった心の傷、トラウマをリセットする効果が生じることも、メンタル医学の研究で解明されてきました。 それは、「バタフライハグ」というポーズなのです。 「バタフライハグ」は、とっても簡単で、ご自宅でどなたも気軽に実践できます。 模擬試験や定期テストで失敗しちゃって、心がへこんでいる受験生の方は、ぜひ、試していただきたいです。 バラタフライというのは、もちろん蝶々のことです。 腕をクロスさせて、自分で自分をハグするようなポーズをとると、その様子を正面から見たら腕の形が蝶々のように見えます。 だから、「バラフライハグ」と呼ばれるようになったわけです。 両手をクロスさせるのがポイント! 「バラフライハグ」のポイントは、両手をクロスさせることです。 ①右手の手のひらで左肩のあたりに触れる。 ②左手の手のひらで右肩のあたりに触れる。 やることは、これだけです。 どなたも簡単にできることですので、試しに今すぐ、その場でやってみてください。 あっという間にできましたよね。 腕の長さは個人差がありますので、肩のどのあたりに手のひらを置くかは、楽に姿勢が取れるように、適当に調節していただいてけっこうです。 誰かに守られている感覚を脳に与える! 「バタフライハグ」の姿勢をとってみて、どのように感じましたか? ハグしているのは自分自身なのに、誰かに守られているような感じがしませんでしたか? それで、落ち着いた気分に続きをみる

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発達障害の子の受験はどうすべきか?心療内科医からのアドバイス!
2024/04/26 10:27アメブロ

受験の心療内科 発達障害の子供たちの受験挑戦悩みから個性を伸ばす時代へ はじめに今日のテーマは、「発達障害」が受験にどのような影響をもたらすのかについて、受験生を専門に診療している心療内科医の視点からお話しします。発達障害の定義と誤解医者の立場から「発達障害」という言葉を考えたとき、その最大の問題点は定義が曖昧だということです。ですから、医学的には、一概に説明するのが難しいです。 これは、脳の発達が平均とは異なる状態を指しますが、これには客観的で一貫した医学的基準が存在しません。その結果、世間には発達障害について誤解や偏見が広がっていると感じます。医者として強調したいのは、この言葉が持つ意味は必ずしも否定的なものではないということです。医療介入の必要性と社会の誤解確かに、重い症状がある場合は、投薬治療など医療的介入が必要です。ですが、それは症状が重篤なごく一部のケースにすぎません。 世間で達障害だと言われている子どもたちの大多数は、単に独特の心理的傾向や認知機能の特徴を持っているに過ぎません。 しかしながら、発達障害という言葉自体が、時として不適切に独り歩きし、本来必要ない悩みや苦しみをもたらすことがあります。親御さん方にも、「私の育て方が悪かったのではないか?」といった深い悔恨や自責の念を感じる人が少なくないのが実情です。 でも、これは、まったく医学的根拠はありません。むしろ、そうした決めつけの影響で、親子ともにメンタルが不安定になってしまう悪影響が指摘されています。時代の変化と発達障害の新たな価値しかも、社会は変わりつつあります。高度成長期が典型的でしたが、一昔前までは、会社といった集団の中でうまく順応する能力が重宝されました。しかし今は、独自性と創造性が社会的価値を生む時代へと移行しようとしているのです。この新たな時代において、発達障害の子どもたちは一体どう生きていけばよいのでしょうか?発達障害を持つことは、特定の分野で特異な能力を発揮できるチャンスでもあるのです。東京大学の事例とアインシュタイン例えば、東京大学の入試制度は、発達障害の子に有利な側面を持っています。東大の入試は発達障害の子に有利な側面があり、実際、東京大学理科Ⅰ類には、いわゆる発達障害的な個性を持つ学生が多く在籍していると言われています。また、発達障害の子どもの将来を考えるとき、我々はアルベルト・アインシュタインを思い起こすべきです。彼もまた、発達障害的な脳を持っていました。その特異性が彼に相対性理論を生み出す契機を与えたと言えるでしょう。だからこそ、発達障害を抱える子どもたちは、その独特な才能を恐れることなく、大切に育てていくべきなのです。規格外の能力を発揮できる環境、それが現代社会の受験戦争における新たな可能性なのかもしれません。 発達障害+受験うつの二重苦で難関校の合格!「東大に発達障害の受験生が多数合格は本当か?」という特集続きをみる

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コーヒー2杯でカフェイン依存症?集中力を高めるカフェイン摂取法を心療内科医が解説
2024/04/25 09:38アメブロ

受験失敗の原因は「カフェイン依存症」 症状チェックと合格への対策受験失敗の原因は「カフェイン依存症」 症状チェックと合格への対策www.akamon-clinic.com 受験の心療内科 コーヒー2杯でカフェイン依存症に?学習効果を最大限に高めるカフェイン摂取法 今日のテーマは「コーヒー2杯でカフェイン依存症に?学習効果を最大限に高めるカフェイン摂取法」です。 受験のために夜遅くまで勉強に頑張っている皆さんに向けて、一つ大切な話をしたいと思います。それは、私たちが日常的に摂取しているカフェインについてのお話です。カフェインは、コーヒーや紅茶、エナジードリンクに多く含まれていて、中でも特に受験生の間で手軽にエネルギー補給ができるとして人気のある成分です。しかし、知らないうちにカフェインに依存してしまっているかもしれません。カフェインによる刺激で眠気を覚まし、集中力をアップさせる一方、摂取しすぎると心身に悪影響を及ぼすことがあります。それが、カフェイン依存症と呼ばれる状態です。では、いったい、どのような状況がカフェイン依存症を引き起こすのでしょうか?その兆候は、カフェインを摂らないとイライラが増したり、胃が痛むようになったり、不眠症に陥ったりすることなどです。特に受験生は、長時間の勉強でストレスがたまり、自然とカフェイン摂取が増える傾向にあるため、注意が必要です。これらの症状が出ている場合、あなたはカフェイン依存症かもしれません。もちろん、すぐにカフェインをやめることは難しいかもしれませんし、逆に学習効果に悪影響を及ぼす可能性もあります。一日に250mg以上のカフェインを摂取すると(コーヒーで約2杯分)、イライラ、神経質、興奮状態、不眠症、顔の赤み、吐き気、頻尿、心拍数の増加などの症状が現れることがあります。これらの症状が5つ以上ある場合、D続きをみる

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合格する受験生の脳に共通!5つの能力とは?【受験の脳科学】
2024/04/24 10:38アメブロ

受験の心療内科 合格する脳に共通5つの能力とは? 今日のテーマは、入試に合格する人の脳に共通してみられる5つの能力についてです。 入試に合格するには、努力も大事だとはいえ、頭の良さもモノを言うのは確かです。 では、入試に合格する頭の良さとは、脳科学的に言うと、具体的には、どういう能力でしょうか?また、合格するために必要な脳の機能を高めるには、どのようなことに気を配ればいいのでしょうか? 受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と知識をもとに、わかりやすく解説します。 受験うつ~どう克服し、合格をつかむか~ (光文社新書)(電子版) ストレスが増える受験期に、突然うつ症状を発症する人が急増している。うつで人生を狂わさないために、受験生本人や家族ができることは何か。受験生専門外来のがストレス管理や効率の良い勉強法を解説する。 学校の成績を決める5種類の脳機能とは? スタンフォード大学などが行った研究ですが、学校の成績を決める要因は、概ね、5つの脳の機能が特に重要だということが明らかになっています。 それをもとに学習塾の協力を得て学習カウンセリング協会で入試の合否に対する影響を調べたところ、影響の大きい順に並べると・・・ 1番 ⇒ 集中力2番 ⇒ ストレス耐性(イライラに負けない)3番 ⇒ 意欲(勉強のヤル気)4番 ⇒ 思考力5番 ⇒ 記憶力 このようになりました。 順番はこの通りでしたが、この5つはどれもが大事で、同率1位といってもいいぐらいです。 また、300人程度を分析しただけなので、1番から5番までの順番については統計的有意差が得られず、参考程度にしかなりませんが、この5つが大事だということについては統計的有意差が得られています。 記憶力の高さは、入試にどれほど寄与するのか? 頭が良いというと、多くの方が真っ先に思い浮かべるのが、記憶力だと思います。確かに、記憶力が低下すると、志望校に合格する確率が大幅に低下します。 実際、「受験うつ」によって記憶力が低下した受験生は、入試は壊滅的な結果になります。逆に、適切な治療をして記憶力を回復させてあげると、志望校にドンドン合格してくれます。 でも、記憶力が猛烈に良ければ、それで合格できるかというと、そうではないということも明確な真実です。 様々な脳の機能の中で、最も合格率に影響するのは集中力ですが、これとて、集中力だけで合格できるかというと、そんなことはありません。どれか一つが突出して機能が高くても、それで合格するということは、まずないというのが入試の現実です。 1番から5番まで、バランス良く脳の機能が維持できていないと、合格を勝ち取るのは難しいというわけです。 栄養学の桶のたとえは入試の脳機能にも当てはまる! 栄養学でよく言われることですが、どんなに良い栄養素でも、それだけを大量に取っていれば健康だということはありえません。さまざまな必要な栄養素の中で、たった一つでも欠けていれば、必ず健康を損ないます。 この現象は、医学では、よく、「桶」にたとえられます。 桶の側面の高さが、いくら高い部分があっても、一箇所でも側面に低い部分があれば、水はその高さまでしか貯められないですよね。 栄養素の摂取についても、これと同じなんです。 だから、栄養素は、特定の良いものを必要以上にたくさん取るよりも、それぞれが不足しないように心がけることこそが健康に有益だということです。 入試の合格をつかみ取るための脳の働きも、これと同じような構造になっています。 5種類の脳の機能を、どれか一つを突出して高めるより、突出して低くなるものがないようにし、全体として、いずれの能力もバランス良く高い水準に維持しておくことが大事なのです。 成績低下もスランプも5つの脳機能続きをみる

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受験生の夜更かしを親が治せるメンタル医学!【受験の心療内科】
2024/04/23 10:41アメブロ

⇒「睡眠相後退症候群(不登校)Delayed Sleep Phase Syndrome」はこちらから! 受験の心療内科 受験生の夜更かし親が治す脳医学の方法 受験生が夜更かしをして勉強することは、長期的に見ると成績を下げる危険な要因です。 脳がサーカディアンリズム(1日のリズム)の乱れを起こし、集中力・記憶力・思考力の低下を招くからです。 それどころか、「受験うつ」の発症リスクも高めてしまいます。 また、もともとは、夜更かしをして勉強しようと思っていても、夜は自己コントロール力が低下するため、結局はスマホやゲームをしてしまうことになるのも多いのが現実です。 やはり、親は二重三重に受験生の夜更かしをやめさせる必要があるわけです。 受験生の夜更かしをやめさせ、脳にとって健康なサーカディアンリズムを回復させるには、若い世代に特有に見られる性ホルモンの脳への影響について、正しく理解しておくことが不可欠です。 それを踏まえた上で、親御様が家庭環境をほんの少し変えるだけで、受験生の夜更かしを治す効果が生じます。 具体的には、家庭環境のどこをどのように変えればいいのか? そのときの注意点は何か? 受験生の脳と心を専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識を元に、わかりやすく解説します。 受験うつ~どう克服し、合格をつかむか~ (光文社新書)(電子版) 夜更かし勉強で入試に落ちる理由! 受験生も親も、夜更かしをして勉強量を増やせば、入試に受かるのにプラスになると思い込んでいる人が多いようです。 しかし私は、受験生を専門に診療している心療内科医として、それは間違いだと断言します。 学習カウンセリング協会で夜更かしが合格率に及ぼす影響について分析が行われています。 その結果、夜更かしによって、たとえ勉強量が増えたとしても、それ以上に合格率を下げる悪影響がはるかに上回るというデータが出ています。 理由は、夜更かしして勉強することで、脳の機能が低下し、①集中力、②記憶力、③思考力のそれぞれが低下してしまうからです。 つまり、簡単にいうと、勉強量を増やしても、頭が悪くなる副作用のほうが大きいので、入試には落ちてしまうということです。 少なくとも親は、「我が子が遅くまで勉強してくれて良かった!良かった!・・・」と喜んでいてはいけません。 実態は夜更かしでスマホとゲーム! 百歩譲って夜更かしして勉強したとしても、入試にはマイナスに作用するわけですが、実態はもっと深刻です。 夜中に勉強していると親が信じ込んでいるだけで、実態は、延々とスマホとゲームをやり続けている受験生がかなりいます。 さらに、もっと怖いのは、本当は夜更かししてできた時間の大半をスマホとゲームに費やしているのに、受験生本人は、夜更かしすることで、けっこう勉強ができているという幻想を抱いている場合も意外に多いということです。 心療内科クリニックでカウンセリングを行うと、「夜更かしして勉強していますが、休憩中に少しスマホやゲームをしていて、たまにその時間が長くなることもある程度です」と答える受験生が大半です。 でも、最大72時間にわたって心電図を取り続ける特殊な計測システムを使って実際に勉強した時間を集計すると、実態としてはスマホやゲームが中心で、その合間に、少し勉強をしている程度であることが多いのです。 ただし、受験生がウソをついているわけではありません。 夜更かしをしていると、脳内で欲望を求める中枢の作用が高まり、都合よく記憶が改ざんされて脳に定着するという性質があります。 そのため、本人としてはしっかり勉強ができているという幻想を抱きやすいのです。 夜更かしをする原因は性ホルモンの増加! 大学受験や高校受験に臨む受験生の年代の脳は、放っておくと夜更かしをしてしまう性質を持っていることが睡眠医学の研究で解明されています。 理由は、思春期になり性ホルモンが一気に増加すると、それが脳に作用して不安定となり、一時的に夜更かしをしやすくなるということです。 もともと原始社会では、思春期になると親から独立し、夜になると異性とこっそり性交渉を行うなど、子孫を残すためにはこの年代で夜更かしをすることに、人類の種としてのメリットがありました。 そのため、こうした性質が発達したのだと考えられています。 夜更かしをすると、当然、翌朝は朝寝坊をしてしまいます。 そのため、中学校や高校では、こうした思春期の脳にあわせて学校の始業時間を遅くする社会運動が、世界各地で起きています。 実際、この社会運動を受けて、米国のカリフォルニア州では、始業時間を遅くする法案が可決されました。 夜更かしを放置すると不登校&昼夜逆転! 夜更かししやすい思春期の脳を放置しておくと、やがて、朝、起きられなくなったり、起きられたとしても脳内の意欲の中枢が機能せず、ヤル気が低下して、学校に通学できなくなります。 今、全国で増加している不登校の大きな要因になっています。 さらに、夏休みには昼夜逆転し、脳が健康なサーカディアンリズムを維持できなくなって、そのまま「受験うつ」を発症してしまうことも少なくありません。 夜更かしを放置するのは、とっても危険なことなのです。 夜8時になったら照明を落とすこと! 受験生を持つ親御様に、真っ先にやっていただきたいのは、夜8時を過ぎたら、照明器具の照度を落としていただくということです。 もちろん、真っ暗にしたら生活できませんので、生活に支障がない範囲で、できるだけ照度を落としてください。 ちょっと薄暗いと感じる程度が現実的でしょう。 先進国の中で、日本は夜遅くまで室内を明るく照らす習慣のある国として知られています。 これが、日本で特に多発している睡眠障害の要因であることが、睡眠医学の研究で解明されているのです。 ぐっすり眠るためには、寝る3時間前から暗い環境にしておき、それによって睡眠ホル続きをみる

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親も実践!受験生の不安が緩和する心療内科のマッサージとは?
2024/04/22 09:24アメブロ

⇒「受験パニック(Exam Panic Attacks)」はこちらから! 受験の心療内科 親も実践!受験生の不安が緩和する心療内科のマッサージとは? 入試の真っ最中に不安感が暴走しやすくなり、頭が真っ白になる「受験パニック(Exam Panic Attacks)」を起こす受験生が増加しています。 また、普段、勉強をしている間も受験に対して不安を感じやすくなっており、そのせいで勉強が進まず、成績が伸び悩んでいる受験生も少なくありません。 受験生のこうした症状を放置しておくと、本来の地頭に見合った志望校に合格できなくなってしまいます。心療内科医として、その対策におすすめするのが、親が受験生に簡単なマッサージをしてあげることです。お子さんが大学受験や、医師国家試験のように20歳を超えた年代で あっても、ぜひ、親御様にサポートをしていただきたいのです。 もちろん、このマッサージは、受験生ご自身で行っても十分な効果が得られます。 ただし、不安感の暴走を防ぐには、筋肉をほぐすことを目的とした普通のマッサージではなく、脳内の不安の中枢に働きかけるマッサージが必要です。 といっても、やることはとっても簡単!誰でも、今すぐ、できちゃいます! 具体的には、どこを、どうマッサージすればいいのか?それによって、脳では、どのような変化が起こるのか? 受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識をもとに、分かりやすく解説します。 受験パニック(Exam Panic Attacks)で落ちる受験生が増加! 親が我が子にやっていただきたい心療内科マッサージをご紹介する前に、まず、不安感の暴走が受験にとって、いかに危険なものであるのか、そして、どうして脳はそのような症状を生み出すのか、理解していただく必要があります。 常日頃から受験の不安を感じている受験生は、不安感で勉強が進まないことについては、十分にに自覚していることが多いようです。ただし、本当に怖いのは、その不安感が極大点に達するのが、入試の当日だということです。 大学受験の場合は、多くの受験生にとって、最初に経験する入試が、大学入学共通テストになります。その真っ最中に、不安感が暴走してしまい、頭が真っ白になって、問題文を読み取ることさえできなくなる場合が少なくありません。 試験中に頭が真っ白になって問題が解けなくなる現象は、脳機能医学では「受験パニック(Exam Panic Attacks)」と呼ばれています。普段の受験勉強で、すでに不安感が大きくなっている受験生は、受験パニックを起こすハイリスク群に入ってしまっていることを頭に入れておくべきです。 不安が暴走する脳のメカニズム! では、受験生の脳内で、なぜ、不安が暴走して頭が真っ白になってしまうのでしょうか? 鍵を握っているのは、脳の扁桃体と呼ばれる部分の活動です。 この部分が不安や不満といったネガティブな感情を作り出す中心になっています。 脳が健康な状態であれば、脳の背外側前頭前野と呼ばれる部分が、扁桃体の暴走を抑えてくれているので、不安が暴走することはありません。 ところが、この部分は特に受験ストレスに弱く、その結果、扁桃体の暴走を抑えられなくなり、不安感のコントロールができなくなってしまうのです。 こうして、普段の受験勉強の段階で、日々、不安を感じていると、扁桃体が過剰に働く癖がついてしまい、その影響が積み重なって、入試の真っ最中に扁桃体の暴走が極大化し、受験パニックを起こしてしまうわけです。 毎年、受験生を専門に診療している私の心療内科クリニックには、共通テストや、その前のセンター試験が行われた直後には、受験パニックを起こして悔し涙を流す受験生が数多く、訪れています。 ぜひ、そうならないように、今から、親御様にも対策をとっていただいきたいのです。 受験の不安感の対策は、手の温度が決め手! 以前はセンター試験、現在は共通テストを受けたときに、人生で初めて受験パニックの症状が出てしまって、大幅な得点ダウンになってしまった…という方に対してカウンセリングを行うと、次のような話をする人が多いんです。「試験の真っ最中に、舞い上がってしまって、顔が火照ってしまった・・・」「でも、手足はとっても冷たくて不快・・・」顔が火照って手足が冷たいというのは、一見、矛盾するように感じるかもしれませんが、これは緊張感による自律神経系の暴走に原因があるのです。 受験生の場合は、不合格になるかもしれないという不安感によって、自律神経系が撹乱されるために起こります。 顔は脳に近いのと、眼や鼻といった感覚器があるので、脳が緊急事態だと判断すると、血液の循環を増やし、神経を過敏にするため、顔は火照ってくるわけです。逆に、その分、末梢への血液循環は手薄になるので、特に手足は冷たくなるのです。受験生にとって特に困るのは、こうした全身のアンバランスな状態が極端になると、扁桃体の暴走と脳の前頭前野の機能低下が同時に起き、理性的な判断ができなくなって試験の得点能力が大幅に低下するということです。 不安の暴走を止める脳のフィードバックとは? ほとんどの受験生は、「不安感⇒得点力ダウン」という因果関係だと思いこんでいます。 誰だって自分自身の感覚では、このような因果関係だと感じるものです。 私自身も、自分の感覚ではそのように感じています。 でも、本当は、「不安感⇒全身の症状⇒脳にフィードバック⇒得点力ダウン」という、脳へのフィードバックによって巻き起こされている部分が大きいということが、メンタル医学の研究で明らかになってきたのです。 私のクリニックの早期合格コースでは、脳の認知機能に与えるフィードバックの作用に着目し、磁気刺激治療などにより、人工的にこれと正反対の状態を作ることを行っています。 これによって、メンタルが安定するだけでなく、脳の機能そのものも高めることができ、それによって大幅な試験の得点アップにつなげていくわけです。 続きをみる

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これで成績が上がった?悩む受験生の自己肯定感の高め方を解説【受験専門の心療内科】
2024/04/21 11:12アメブロ

受験の心療内科 入試の合格できる自己肯定感の高め方 自己肯定感が入試の結果を決める! 志望校への合格を勝ち取る上で、受験生がしっかりと自己肯定感を持つことは、とても重要です。 受験勉強は常に順風満帆というわけにはいかないものです。精神的に厳しい状況に追い込まれた時には、自己肯定感がとても大きな力を与えてくれます。 また、本番の入試は誰でも緊張します.そんな場面でもメンタルを安定させて目の前の問題を一つ一つ解いていくには、自己肯定感が不可欠です。 逆に、自己肯定感が欠如していれば、誰でも経験する入試の緊張が、脳の働きを悪化させる悪い緊張に変わりやすくなります。それによって焦りが増幅することで、頭が真っ白になってしまう受験パニックを引き起こす要因ともなってしまうのです。 受験生は自己肯定感について正しく理解した上で、それをしっかりと自分自身のメンタルの中で育んでいく必要があります。 また、受験生の親御様も自己肯定感がとても重要です。なぜなら、自己肯定感はご家庭の中のコミュニケーションを通して、親から子供へと受け継がれていく傾向があるためです。 つまり、家庭の中で親御さま自身が自己肯定感をどのように捉えているのかということが、お子様の受験の合否にも大きな影響を与えていくということです 誤解に満ちた自己肯定感で入試に落ちる! 「自己肯定感が大事だということなんて分かっている・・・」「子供をしっかり褒めているから、うちは大丈夫だ・・・」こう思っている受験生の親子様が、大勢いらっしゃいます。 それに対し、私は、受験生を専門に診療している心療内科医として断言します。少なくとも半数以上の親御様が、自己肯定感を間違って認識されています。 それによって間違った褒め方をしてしまって、結果的にお子様の自己肯定感を逆に損なう結果になってしまっていることが多いのです。 実際、心療内科クリニックで、学力があるにも関わらず入試に落ちてしまった受験生を詳しく診察すると、親から間違った自己肯定感の認識に基づく間違った褒め方をされてしまっているケースがとても多いのです。 ぜひ、誤った自己肯定感の認識は、今すぐ改めていただきたいと思います 。 自己肯定感は入試の合格率を上げる本当の理由とは? メンタル医学に基づく本来の正しい自己肯定感は、ありのままの自分自身を肯定的に受け止めるということです。 特に重要なのが、この「ありのまま」という部分です。 自分の長所や誇らしい成功体験を肯定的に受け止めるというのは、誰だってできている当たり前のことです。 重要なのは、自分の短所であったり、あるいは失敗した経験についても、肯定的に受け止められるかどうかということです。 正しい自己肯定感を持っていると受験に強いというのは、まさしくこの部分です。 受験勉強をしていて、いつも勉強した量に相当する結果が、次々と定期テストや模擬試験で成績として現れてくるというわけではありません。 そのような場合も自分自身を肯定的に受け入れることができる受験生は、心が折れることなく、受験勉強を継続できます。 つまり、自己肯定感を持っている受験生は、困難にぶち当たった時も、それを乗り越えることが出来るということです。 また、受験生にとって最も辛いのは、入試には絶対合格ということが存在せず、落ちるかもしれない恐怖心と常に戦わなければならないということです。 しかし、自分の短所や失敗した経験さえも肯定的に受け入れられる感覚を持っていると、メンタルは格段に安定します。 入試に落ちるというのは嫌なことではありますが、万が一、落ちたとしても、自分自身を受け入れることができる感覚があれば、安定したメンタルの状態のまま入試に立ち向かうことができるのです。 結果として、そのようなメンタルの受験生の方が、圧倒的に合格率は高くなるわけです。 虚像の自己肯定感は「受験うつ」の原因に! 一方、「何でもかんでも、自信を持つのが良いことだ」という自己肯定感についての誤った認識が、世間に広がっています。 この記事を執筆するにあたって、ネット上の記事を検索したところ、こうした論調の記事は、ざっと見たところ、過半数に達していると感じました。 少なくとも受験生に関して言うと、こうした考え方はとても危険です。 これによって逆境に弱い精神が形成されてしまい、入試の結果に悪影響を与えてしまいます。 また、誤った自己肯定感の認識は、「受験うつ」や「受験無気力症候群」など、メンタル面の不調の原因にもなります。 受験生はもちろん、受験生の親御様も、今すぐ、認識を改めていただきたいです。 では、どうして闇雲に自信を持つことが良くないのか? それは、失敗した経験を含めて、「ありのままの自分」を肯定的に受け入れるのではなく、万能感に満ち溢れた虚像の自分自身を心の中に描いてしまうためです。 確かに、自分が何でもできるすごい人間なのだと考えると、その時は気分が良いので心続きをみる

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