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2011年3月30日スタート 毎週月曜夜10:25/NHK Eテレ
SF作家のアーサー・C・クラークの著書を4週にわたりひもとく。第2回は、著書「幼年期の終わり」から人類にとって進化や進歩とは何かという普遍的な問題を考える。異星人たちがもたらした「人類という存在を超える進化とは何か」や「それは本当に人類にとって必要だったのか」などの疑問に迫る。
イギリスのSF作家のアーサー・C・クラークの著書を4週にわたりひもとく。第1回は「太陽系最後の日」を解説する。クラークは人類の旺盛な知的好奇心や未知なるものへの探求心が、知的能力などよりも大切なものだという。「人間にとって知的探求心とは何か?」などを考え、人間の中にある限りない可能性に迫る。
ヴァーツラフ・ハヴェルの著書「力なき者たちの力」を4週にわたりひもとく。劇作家でもあったハヴェルは、生涯「言葉の問題」を追究し続けた。第4回は、著書だけでなく戯曲なども読み解き、言葉に対して懐疑と批判のまなざしを向け続けたハヴェルの思索を通して、言葉の持つ「闇」と「可能性」を浮き彫りにする。
ヴァーツラフ・ハヴェルの著書「力なき者たちの力」を4週にわたりひもとく第3回。自由に対する抑圧が高まると自主講座や独自の宗教活動など、公的な領域とは独立した活動の場が次々に拡大し、体制を揺さぶり始める。そこでハヴェルが「並行文化」と呼んだ市民たちの活動に注目し、その可能性を考察する。
ヴァーツラフ・ハヴェルの著書「力なき者たちの力」を4週にわたってひもといていく。第2回は、現代社会にも通じる「ポスト全体主義」にハヴェルらがどう抵抗したかを明らかにし、一人一人の人間が社会を変えていくには何が必要か、東京大学の阿部賢一准教授の解説で考える。朗読は、池内万作が務める。
劇作家で、のちにチェコ大統領も務めたバーツラフ・ハベルの著書「力なき者たちの力」を東京大学の阿部賢一准教授の解説で、4週にわたりひもとく。第1回は、ハベルらが立ち向かった抑圧的な体制の仕組みを明らかにすることで、現代社会に通じる歴史の暗部を浮き彫りにする。朗読は、池内万作。
中国・唐の歴史家の呉兢が編さんしたといわれる、唐の第2代皇帝・太宗とその重臣たちの問答を記録した「貞観政要」を4週にわたり解説する第2回。生きていく上で、また組織の中で、どのような座標軸を持つことが大切かを考える。リーダーにとって重要な“判断基準”を太宗の教えからひもとく。
ドストエフスキーの名著「カラマーゾフの兄弟」を読み解く。
ロシアの文学者、フョードル・ドストエフスキーの最後の長編小説「カラマーゾフの兄弟」を4週にわたりひもとく第2回。今なお謎が多いという物語から「“神”は存在するのか」ということを、ロシア文学者で名古屋外国語大学の亀山郁夫学長が解説する。また、物語を津田寛治が朗読する。
西田幾多郎の哲学書「善の研究」をひもとく第4回。今回は、西田哲学の中で最も難解とされる「絶対矛盾的自己同一」という概念を解きほぐし、人間にとっての生と死の深い意味や、矛盾対立を超える英知を学ぶ。自らの子供と死別するという実体験を通して獲得したものだという思想に、若松英輔教授の解説で迫る。
西田幾多郎の哲学書「善の研究」を4週にわたりひもとく第3回。今回は、合理主義的な思考では排除されてきた人間本来の豊かな経験を取り戻すための「純粋経験」や「実在」といった西田独自の概念を読み解く。主体や客体が分離される以前の、あるがままの経験である「純粋経験」という概念から解説する。
西田幾多郎の哲学書「善の研究」を4週にわたりひもとく第2回。今回は、西田が著書の根本に据えた「善とは何か」という問いに迫る。旧来多くの倫理学で、善と悪を外在的な基準から位置付け判断してきたが、西田が東洋思想から練り上げていった独自の哲学の視点から善をひもとく。朗読は長塚圭史。
宗教思想家の西田幾多郎の、西洋と東洋を融合させた日本初の哲学書「善の研究」を4週にわたりひもとく。核心にある「かなしみ」の言葉から「生きること」の根本を問い直す。第1回は「知と愛のはたらき」をテーマに、講師の東京工業大学の若松英輔(えいすけ)教授が解説し、長塚圭史が朗読する。司会は伊集院光ら。
大江健三郎の著書「燃えあがる緑の木」を解説する第4回。「組織か個か」という、二極に引き裂かれながらもその矛盾を引き受け、特定の宗教によらない「祈り」を求め続け、「魂のこと」に近づいていく登場人物の姿を通して「人間にとって魂の救済とは何か」を考えていく。登場人物の姿と重なる大江の思想もひもとく。
大江健三郎の「燃えあがる緑の木」をひもとく第3回。今回は、大江の描く、これまでにない「救い主」像から、既存の宗教によらない「祈り」や「魂の救済」は可能かを考えていく。大江の描く「救い主」や「教会」は、既存の宗教に比べて脆弱(ぜいじゃく)であり、時にもろさが露呈する。そのもろさが何を意味しているのかを解説する。
加藤シゲアキ、生徒役の本田望結と共に「父が娘に語る経済の話。」を読み解く<100分de名著>
<100分de名著>制作統括「名著を通じて、この狭い世界が全てではないと感じてほしい」10代向けSPに込めた思いとは
加藤シゲアキが語る、本との劇的な出合い「これは自分だ、と思わされる本に一度でも巡り合えば、読書の魅力が分かるはず」
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2024年11月24日21:00
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